あさりなど貝をとる潮干狩り、秋の山などを見に行くもみじ狩り、いちごやぶどうといった農産物・・・・「○○狩り」って楽しいですよね。今回はなんと、旬を迎えるアスパラ狩りをご紹介します。どんなふうに栽培され、収穫されるのかを体験できる場所が、伊那市のみはらしファームという場所にあります。 こちらのみはらしファーム、いろいろな狩りをやっているとのことで、以前にもイチゴ狩りなどでご紹介させていただいております。
今回のアスパラ狩り体験ですが、準備することは予約の電話を入れるだけ。 まずは、みはらしファームへ、予約の電話を入れます。すると、朝10時からか、13時30分からの1日2回の開催が案内がされました。希望の時間を伝えるとその時間の少し前までに来るように、とのことでした。
アスパラ狩り当日。案内所に行って受付を済ませ、体験のための券を受け取ります。アスパラガスの畑までは自動車で移動するため、時間になったら車にのって前の道まで移動するように伝えられます。ちなみに、案内所で収穫体験の受付を聞いていると、ほとんどの方がいちご狩りに来ているようでした。出発まで少し時間があったのでアスパラガスやいちごのチェックをしてから、再度自動車に乗って案内所の前へ移動。すると、係の方が寄ってきて、「ここから10分くらい移動しますので、ついてきてください」と声をかけられました。私を含めて3台の自動車が準備をしていました。
移動時間10分と案内されていたので、それなりに遠いのかと思ってついていきましたが、意外と近いということもなく、想像通りの距離感でした。途中では地元のお祭りなのか、こども神輿とすれ違ったりと貴重な体験も。と思いながら移動していると、小さめのハウスが見えてきました。ハウスに横付けするように自動車を停めてハウス入口に集まります。予約していた数を伝えると、アスパラガスを入れる袋とはさみ、長さを図る木の棒を渡されました。
収穫の仕方を教わります。注意点は、木の棒より長いものを選んで収穫すること。また、株が埋まっているので、あまり踏まないようにとのことでした。さっそく、好きなハウスで収穫させてもらいました。
太いものがおいしいという話を聞いたことがあったので、太いものを中心に収穫を始めました。木の棒と比べてはさみでチョキン、比べてチョキンと切ります。子どもが夢中になってたくさん切ってしまい、袋に入れるのが大変でしたが、もう少し細いものを切ろうなどと母親の声が聞こえていました。収穫自体は、あっという間に終わってしまい、もっとやりたいと話している子どももいました。アスパラガスは食卓では常連の野菜ですが、栽培しているところをイメージできる方は少ないかもしれません。新鮮なアスパラガスを手に入れ、栽培現場を見て収穫できるという貴重な体験をすることができました。
新鮮なアスパラガスを手に入れたので、アスパラガス1本をまるごと使ったベーコン巻を作ることにしました。固めにゆでて、ベーコンを巻き、フライパンで焼くだけ。アスパラガスの歯ごたえと甘みを十分に感じることができました。当然アスパラ狩りを体験した子どもも一緒に料理し、おいしくいただきました。 新鮮なものを食べたい方、栽培現場を見たい方、アスパラベーコン1本巻を楽しみたい方、子どもと一緒に食育体験をしたい方などなど、楽しみ方はたくさんありますが、○○狩りは「体験」するのがいちばんです。
今回ご紹介したみはらしファームではイチゴやアスパラガスのほか、ブルーベリーやトウモロコシ、ぶどう、りんごと、たくさんの収穫体験ができるそうです。ぜひ一度楽しんでみてください。
伊那市みはらしファーム
せっかく伊那市までいったので、同じ場所にある「みはらしの湯」で温泉を楽しみ、「かんてんパパ」で有名な伊那食品を訪れました。ソースかつ丼やローメン(やきそばのようなもの)など、伊那谷にはユニークなローカルフードもあります。アスパラ狩りで、伊那狩り(!?)なんてのも、よいかもしれませんね。 これからも○○狩りをご紹介していきますので、○○狩りについての情報や質問、やってみたい体験などのご意見を、下記のコメント欄にお寄せください。
こちらは 2015.04.27 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
ゆーじ
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