野菜

イチゴ好き必見!初春をもっと楽しむイチゴ狩りの極意とは

イチゴ狩り

 

冬春イチゴの季節がいよいよやってきました。
県内各地の直売所では、冬春イチゴが店頭にズラリと並んでいます。
今回のテーマはイチゴ狩り! イチゴ狩りの極意について、生産者から直接お話を伺ってきました。

もっとイチゴに詳しくなろう!

やってきたのは、長野県南部に位置する喬木村。ここでは40年以上前から本格的にイチゴ栽培をスタート。現在は20以上のイチゴ狩り園があり、県内一の観光農園面積を誇ります。

イチゴ狩り

喬木村イメージキャラクターのベリーちゃん(左)とゴーくん

【夏秋イチゴと冬春イチゴ】
冬春イチゴは主に生食イチゴとして位置づけられており、イチゴ狩りなどはほとんどが冬春イチゴです。対して夏秋イチゴは、冬春イチゴに比べると実が小ぶりで、主にケーキや飾り付け用に用いられています。

イチゴ狩り

 

【イチゴ栽培の種類】
イチゴの栽培方法は、大きく分けて土壌栽培と高設栽培の2種類に分けられます。 土壌栽培は、土から直接栽培する方法のことを指し、従来のイチゴ栽培の大半はこの栽培方法でした。しかしながら、地面の土に直接栽培しているため、生産者は腰を曲げての作業になってしまうことなどもあり、現在は、腰をかがめる必要のない高設栽培が主流です。
ただし、土壌栽培の場合は、イチゴの時期が終われば、同じ土地を利用して異なる旬の農産物を栽培することができ、農家としてはありがたい事実もあるのだとか。

イチゴ狩り

土壌栽培

イチゴ狩り

高設栽培

品種を比較しながら食べてみよう

イチゴ狩りに行くと、「赤くて大きいもの」ばかり探してしまう人はいませんか? リンゴにたくさんの品種があるように、当然、イチゴにも品種が多く存在し、ここ喬木村のイチゴ狩りでは、1つの農園でいくつもの品種が味わえます。※農園によって異なる場合もあります。
今回は、取材させていただいた清水ご夫妻のイチゴ園で栽培されている品種を紹介します。

イチゴ狩り

 

「章姫」
特徴的な長めの円錐形をしていて、果皮はやわらかめ。酸味が少なくジューシーな味わいです。

「紅ほっぺ」
果肉は章姫よりもやや硬く、しっかりとした食感があります。甘みだけでなく酸味とのバランスも良く、コクがあります。

「ゆめのか」
果皮にはほど良い硬さがあり、糖度も高めですが、酸味もあるさっぱりとした食味を楽しめます。

イチゴ狩りは前日が大切!?

天気が良ければイチゴ狩りに行きたくなるのは当然ですが、実は、前日の天候はもっと大切。
前日が雨の日や曇った日であれば、イチゴに日光が当たらず、翌日のイチゴの甘さが減ってしまうのだとか。イチゴ狩りに出かける際は前日の天気を意識しましょう。

今回取材協力してくれたのは、喬木村のイチゴ狩り受入農家の清水武志さんと純子さんご夫妻です。
「飯田に転勤した際、近くのイチゴ狩りでイチゴを食べた時に、自分でも作ってみたい」と思ったのがきっかけで脱サラした清水武志さん。イチゴ農家としてもうすぐ10年目を迎えます。
「食べ放題だからか、ヘタに近い部分を残すようなもったいない食べ方が目立ってきている。ヘタ以外のすべてを残さず味わってほしい」と話してくれました。

イチゴ狩り

喬木村のイチゴ農家、清水武志さんと純子さん

喬木村のイチゴ狩りの営業期間は、2015年の1月10日(土)〜5月31日(日)までとなります。
詳しくは、下記の問い合わせ先までご連絡ください。

たかぎ農村交流研修センター

イチゴ狩り

 

  • 住所 長野県下伊那郡喬木村1440-1
  • TEL 0265-33-3999

こちらは の記事です。
農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。

この記事を書いた人

あぐり君

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