野菜

簡単レシピで旬のウドを丸ごと食べたい!

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もみ殻の中から、濃い緑の芽がぴょこんと顔を出しています。さて、この芽はいったい何でしょう? ヒントは春・色白・独特の香りと食感・・・。とくれば、もうおわかりですね!? そう、「ウド」です。「春には春を味わうべし」というわけで、今回は編集部員Y宅の「初物・採りたてウド」の家庭料理をご紹介します。
「初物は東向いてニッコリ(●^∀^)」(*1)を合言葉に、旬のウドを、無駄なく美味しくいただきましょう!


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本当はもう少し大きく育ててから頂くのですが、一刻も早く食べたいばかりに小さめ(20〜30cm)で収穫

アク抜きにはやっぱりコレ
ウドはほとんど捨てるところがないのも優れもの。そこで今回は、ウドを丸ごと頂くために「芽・葉の天ぷら」「茎のからし酢味噌和え」「皮のきんぴら」と、定番の3品を一挙ご紹介します。

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まずは下ごしらえです。
もみ殻をよく洗い落とし、皮を剥きます。変色しやすいのですぐに酢水へつけてください。カットしたウドも同様に。そうそう、アクで手が若干べとつきますが、これまた酢水で洗うことをオススメします。


ウドの芽・葉の天ぷら

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【作り方】
1.ボウルに薄力粉・卵1個・塩少々を入れ、薄力粉と同量の氷水を加えて、さっくり混ぜる。(混ぜすぎて粘りを出さないように、数回を目処に)
20140423udo06.jpg2.水気を切ったウドの芽・葉に茶こしで薄力粉を薄く振り掛ける。(べたつかず、衣がつきやすくなる)
3.の裏面だけをにさっとくぐらせ(葉の表にはほとんどつけない)熱した油で揚げる。
4.最後に高温にしてサクっとさせ、油をきって完成。(焦げに注意)
※今回は抹茶塩を添えました。

ウドの茎のからし酢味噌和え

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【作り方】
1.茎の白い部分を4〜5cmの短冊切りにする。(すぐ酢水につける)
2.味噌・砂糖・からし・酢を適量混ぜ、を和えて完成。

シャキッとした歯ごたえとみずみずしさを楽しみたい方は、ぜひぜひっ! 生のままどうぞ。編集部員Y、イチオシの食べ方です!

20140423udo05.jpg軟らかく頂きたい方や独特の風味が気になる方は、拍子切りにしてサッと茹で、冷水で冷まし、水気をとってで和えてどうぞ。お好みで、酢味噌和えや味噌マヨ・ごま和えにしても good♪ ですよ。


ウドの皮のきんぴら

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【作り方】
1.ウドの皮と茎、ニンジンを4〜5cmの千切りにする。
2.サラダ油+ごま油(お好みで)で、と輪切りの鷹の爪を入れ炒める。
3.酒・砂糖(またはみりん)・醤油を適量入れ、よく炒め合わせて完成。
※盛り付け時に白ごまをふっても◎


どれもあっという間に完成です。一口頂くと、ふわっと春の香りが広がります。ほんの少しだけ感じるほろ苦さもたまりません。この時季にこの味に出合い、これまた「旨い!!」と思える幸せといったら♪

これから直売所やスーパーで、40〜50cmにもなる立派なウドを見かける機会も多いと思います。思ったより簡単にいろいろな味で楽しめますので、この機会に春の味を召し上がってみませんか?

自家栽培野菜で春満開な食卓☆
ちなみに、編集部員Yの畑のウドはこちら。

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数十年を経て何十代目かの根株から今年も現れたウドの新芽たち。日にあたる部分は緑色、もみの中で伸びた部分は白い色をしています。もみ殻と土の中で真っ白に育つのです。まだ少し早いけど掘り出します。掘った後はまたもみ殻をかけておきます。日光を遮断することで白くきれいな、そして軟らかいウドになるのです。そのため「大きくなれよ〜」と、もみ殻を高めに盛ります。こうすると、次から次へと初夏まで楽しめるんですよ。
夏になると、可憐な白い花がたくさんつきます。高さも2〜3mほどにわっさ〜と成長し、まさに見た目は「ウドの大木(食用にも木材にも何にも適さないという慣用句)」。ただし木ではありませんし、夏の茎・葉から養分を根株へ蓄えるという、重要な役割もあるのです。そして秋、冬枯れ(伐採)を経て、春を迎えます。多くの野菜といえば栽培期間が3〜4ヶ月、中にはひと月ほどで収穫するものもある中で、ほぼ1年の時をかけて育つのは、やはり山菜なのだな〜としみじみ。
この日の収穫はウドの他には、レタス・ニラ(これまたまだ小さいですが)、そして菜の花。菜の花はサッとゆでてワサビ醤油和えにしてみました。春満開な食卓でした☆

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(*1)「初物は東向いてニッコリ」:「初物を食べた時は東を向いて笑う」=その年はじめて食べる物は、東を向いて笑って食べると一年良い年で過ごすことができるとも、「初物七十五日」= 旬に先がけて出回る初物を食べると、七十五日寿命が延びるとも言われている。

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