日に日に涼しくなってきて、気がつけば外はすっかり秋模様。美しい秋の訪れとともに、食べごろを迎えるのはとびきり新鮮な山の幸「きのこ」。山へ行けば、天然のきのこにたくさん出会うことができます。さわやかに秋風がそよぐ休日に、ふと山に入りたくなることってありませんか?
木々が少しずつ赤みを帯びて来ている山へ行くと、気分がすっきりして、なんだか元気をもらったように感じます。10月から11月半ばぐらいまで一番よい時期を迎える「きのこ狩り」は、癒しの効果だけでなく、ウキウキと心が弾むもの。でも、案内人をつけずにきのこ狩りに出かけるのは危険です。とったきのこは地元の名人に判別してもらうなど、十分注意して、この秋、森からの贈りものを探しに出かけてみましょう。信州ではあちこちの里山できのこの収穫ができますよ。
信州とっておき情報 紅葉ときのこ狩りツァー
長野県産のきのこのおいしい食べ方
自然に恵まれた信州ではきのこ栽培がとても盛ん。えのきたけ、やまびこしめじ、なめこ、エリンギ、シイタケ、マイタケ・・・などなど、種類も豊富。きのこがとりわけ体にいいことは、みなさんご存知のとおりです。新鮮なきのこを味噌汁の具に入れて食べる・・・。これだけでも、おいしくって、とってもヘルシー!そこでスーパーマーケットで見つけられる信州産のきのこたちをふんだんに使った料理のレシピを、いくつか紹介しましょう。
揚げなめこの青じそドレッシングがけとポン酢付け
材料4人分
株つきなめこ500g きゅうり2本
片栗粉、揚げ油、青じそドレッシング
味付きポン酢、七味唐辛子
作り方
- なめこは石づきを切り、水でさっと洗ったあと、片栗粉をまぶし油で揚げる。
- きゅうりは千切りにする。
- 揚げたなめこ半分をお皿に広げ、きゅうりをちらし、青じそドレッシングをかけて食べる。
- 味付きポン酢に七味唐辛子を適量混ぜ、残りの揚げなめこをつけて食べる。
から揚げしめじをビールのおつまみに!
材料4人分
やまびこしめじ(かさの大きなもの)500g
片栗粉、揚げ油、醤油、砂糖、料理酒
七味唐辛子
作り方
- しめじは一本ずつにほぐし、お湯で2?3分ゆでる。
- 湯を切ったしめじに、醤油・砂糖・酒・七味唐辛子を適量加え、汁がなくなるまで乾煎りする。
- 冷ましたしめじに片栗粉を付けて油で揚げる。
えのきたけのワサビ和え
材料2人分
えのきたけ20g、笹かまぼこ40g
オクラ20g、ワサビ適量、醤油少々
作り方
- えのきたけは石づきを切り、3?4センチに切る。
- 笹かまぼこは斜め切りにする。
- オクラを適当な大きさに切り、レンジで20秒加熱する。
- ワサビ醤油で和える。
今回紹介したきのこのレシピは、どれも今年の夏に大阪で開かれたきのこ生産者による新メニュー試食会で出品されたものばかり。本場信州ならではの簡単でおいしいきのこ料理です。今年の11月にも秋の試食会が開かれる予定ですので、速報でまた紹介していきます。お楽しみに。