写真提供:JA中野市(以下、同)
赤い宝石"さくらんぼ"の時期になりました。
JA中野市は県内でトップのさくらんぼ生産量を誇ります。降水量が年間平均1,057mmと少なく、昼夜の温度差が大きいため「濃厚な味」になるのが自慢。JA中野市のさくらんぼは例年3月下旬から6月末頃まで食べられます。
今回はさくらんぼをお腹いっぱい食べられる「さくらんぼ狩り」の紹介です。
複数品種がお腹いっぱい食べ放題
JA中野市のさくらんぼ狩りでは30分間、複数の品種のさくらんぼが食べ放題です。
JA中野市にある農産物直売所「オランチェ」あるいは「いきいき館」で料金を支払って受付した後、紹介されたさくらんぼ園に各自で移動します。
さくらんぼ園(加温ハウスの様子)
入口で、紙コップに洗濯ばさみと紐がついた種入れを受けとります。それを首からさげ(高いところは脚立に上るため)、摘みとり方を教えてもらったらスタートです。
佐藤錦(さとうにしき)、高砂(たかさご)、香夏錦(こうかにしき)などの品種を食べ比べできます。
「佐藤錦」は甘みが強く、ほどよい酸味の人気の品種。実は柔らかくジューシーです。
「高砂」は昔からある品種で、果実は短いハート形をしています。ジューシーで適度な酸味と、ほどよい甘さがあります。
「香夏錦」は佐藤錦と高砂を掛け合わせてできた品種。果肉の緻密さとジューシーさ、甘味と酸味のバランスがとれた味わいが魅力です。
筆者の個人的な感想ですが、いちごやりんごに比べて、さくらんぼは最後まで口が糖度に慣れることなく「甘く」食べられます。また、粒数もたくさん食べられるのでお得感があります。
30分間あっという間の幸せな時間を過ごせますよ。