みなさま、年末年始の牛乳消費拡大運動にご協力いただき、ありがとうございました。
次は牛乳消費が落ち込む春休みが心配です。3月もしっかり牛乳をいただきましょう。
さて、今回は地元のみならず、他県のファンも多い「望月高原ヨーグルト」をご紹介しましょう。
ふるさと納税でも人気!ロングセラー商品です
30年にわたり地元で愛されているロングセラー商品です。
道の駅「ヘルシーテラス佐久南」で販売されています
佐久市のふるさと納税の返礼品としても人気です。
おいしさの秘密は製法にあります。
長野県佐久市望月地域の酪農家が搾乳した生乳を「2時間以内」に工場に運びます。その新鮮な生乳を使い、香料や保存料、酸味料は一切加えずに、こだわりの製法で製造します。
望月高原ヨーグルトを製造する「しらかばアイスヨーグルト工場」の白倉さんは「2時間以内に生乳を運べるように、3年前に工場を移転しました。新鮮な生乳を使用すると甘みがちがいますね」と言います。
素材を生かした、まろやかでやさしい甘みがおいしいと好評です。
エサづくりから加工まで地元で一貫生産
望月高原ヨーグルトは乳牛のエサから地元産にこだわっています。
乳牛のエサは、JA佐久浅間管内で収穫した稲発酵粗飼料(ホール・クロップ・サイレージ、略称はWCS)を導入しています。
WCSは、飼料米を稲・もみごと刈り取り、ロール状にした後に発酵させた飼料です。
飼料米を稲・もみごと刈り取り、ロール状にする
WCSは牛が喜んで食べ、栄養価が高いため、農家からも好評です。
何より生乳にもうれしい効果が。
一般社団法人「日本草地畜産種子協会」によると、WCSを与えて育てた乳牛の生乳は、ビタミンEの含有量が増えるのだそうです。
酪農家の清水則幸さんと清水藤弘さんは「良質な生乳づくりに地元の粗飼料は欠かせません。安全・安心な生乳からつくられるヨーグルトを、大勢のみなさんに味わってもらいたい」と話しています。
酪農家の清水則幸さん(右)と清水藤弘さん
エサづくりからヨーグルトの加工まで一貫して地元で行っていることで、2021年にしらかばアイスヨーグルト工場は「佐久市農工商連携地産地消推進の店」に認定されました。
桝田市長(左)から認定プレートを受け取るJA佐久浅間の浅沼組合長
注目の新商品「ソフトヨーグルト」
望月高原ヨーグルトの定番商品は「のむヨーグルト」ですが、最近は「ソフトヨーグルト」も注目を集めています。
スプーンですくっても跡が残らないくらいとろみが強く、滑らかな舌触りが特徴です。
「商品化して3年目の新商品です。昨年度と比べて今年度は出荷数が3倍になりました。みなさんも、ぜひ食べてみてください」(白倉さん)
ヨーグルトを食べると、腸内環境が整って免疫力が上がるといわれています。望月高原ヨーグルトでおいしくコロナ対策してみてはいかがでしょうか。
以下のオンラインショップや直売所などで購入できます。