木曽の在来品種「三尾紅梅」を使用した梅酒

長野県木曽町三岳地区では、昔から梅の栽培が盛んで、「三尾紅梅(みおこうばい)」という在来品種を栽培しています。

「三尾紅梅」は、花と実が赤くなる梅。小ぶりな実に対して種が大きく、味が濃いのが特徴です。果肉が厚いほかの品種に押されて年々栽培本数を減らしていますが、同地区で大切に守り伝えられています。

この梅は地元で消費されるほか、塩尻市のワイナリー「五一わいん」がブランデー梅酒の原料に使用しています。

同ワイナリーの無添加ワインを蒸留したブランデーに、三尾紅梅と白加賀梅を漬け込みます。三尾紅梅の赤色が溶け出して、ほんのり赤く、香料・酸味料・保存料など添加物を加えず、味わい深いお酒です。

同梅酒は道の駅 木曽福島の売店や五一わいんのオンラインショップなどで販売していますので、ぜひチェックしてみてください。

直売所 「道の駅 木曽福島」についてはこちら

「五一わいん」のオンラインショップはこちら

 

noutiku0102-20230625五一わいんブランデー梅酒と三尾紅梅

noutiku0110-20230625三尾紅梅の花(2023年3月24日撮影)。
例年4月のところ、
2023年は早い開花でし

noutiku0106-20230625三尾紅梅の果実(2023年6月24日撮影)
日光に当たる部分が赤くなる

noutiku0108-20230625三尾紅梅の果実(2023年6月24日、木の下から撮影)
日光に当たらない部分は緑色

三尾紅梅収穫&選別作業

6月24日、三岳地区にあるJA木曽三岳梅生産部会 部会長の田口豊也(たぐち・ゆたか)さんの梅畑を訪れました。

田口さんは30本の梅の木を栽培しており、ご家族4人で梅の収穫作業をしていました。次々と梅の実を手でもいで収穫していきます。「今年(2023年)は気候に恵まれて、梅の収穫量が多いです」(田口さん、以下同)

noutiku0109-20230625三尾紅梅を収穫する田口豊也(たぐち・ゆたか)さん

収穫した梅は、葉や、病気・虫食いなどによって傷ついた実を取り除く選別作業を行ったあと、JA木曽に出荷します。

  

noutiku0105-20230625選別作業の様子。選別に使用している台は田口さんのお父さんの代から家にあるもの

noutiku0104-20230625選別前。梅の葉がたくさん入っている

noutiku0103-20230625選別後。葉や傷ついた梅が除かれている(撮影時の光の関係で梅の色が変化しているように見えますが、実際は変化していません)

暑い夏には梅酒ロックを

「私は普段はビール派なのですが、夏の暑いときには梅酒をロックで飲むのが好きです

梅には疲労回復に効果があるクエン酸が豊富に含まれていますので、夏バテ対策にも効果的かもしれません。
参考)一般財団法人梅研究会

筆者も同梅酒を飲んでみましたが、砂糖だけではない梅本来の深い甘さがあり、ロックがおいしいなと思いました。ぜひ飲んでみてください。

noutiku0101-20230625

こちらは の記事です。
農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。

五一わいん ブランデー梅酒が購入できるところ

五一わいんの売店や長野県内量販店でも販売しています。

オンラインショップでの購入

「五一わいん」のオンラインショップはこちら


お電話での購入

JA木曽生活センター

電話にてお問合せください
TEL:0264-23-2112


実店舗での購入

直売所 「道の駅 木曽福島」についてはこちら

 

三尾紅梅に関するお問い合わせ先

JA木曽 農業生活部 農事園芸課
TEL|0264-23-3310

この記事を書いた人

ゆっけ

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