5月は「母の月」です。 昨年に続き、日本花き振興協議会が5月の第2日曜日の「母の日」だけでなく、1カ月を通して花と一緒に「お母さんに感謝の気持ちを伝えよう」と提案したもの。
母の日といえばカーネーション。長野県は生産量全国1位です。 他にも、アルストロメリアやトルコギキョウ、ダリアなどが生産量日本一、花き栽培も盛んです。
長野市のJA長野県ビルのロビーでは3月から、コロナ禍で疲弊している県民を励ますとともに、県内で栽培されている花を知ってもらおうと、県産花きの展示を始めました。 これまでに展示された花きをご紹介します。
〈アルストロメリア〉 生産量全国1位。花色は赤・白・黄・ピンクなど非常に多彩です。
〈アルストロメリア・フロリンカシリーズ〉 アルストロメリアの変わり咲きタイプ。花が縦のライン状に咲き、小輪で花粉がなく、花もちが良いのが特徴です。
〈ダリア〉 豪華で力強く咲く大輪種から、優雅な中輪種や可憐な小輪種、シンプルな一輪咲きや変化咲きなど品種が非常に多いです。生産量全国1位。
〈デルフィニウム(手前)とバイモユリ〉 デルフィニウムの花弁の青い色は、デルフィニジンという色素によるもの。色は他にピンクや白の品種もあります。 バイモユリは花弁に紫色の網目があるので、別名「編み笠百合」といいます。
〈ライラック(手前)とアリウム「ブルーパフューム」〉 ライラックは花が枝の先に穂状につき、芳香があり香水の原料にもなります。色は紫の他、ピンクや白。 アリウムは、ラテン語でニンニクの意味でネギの仲間です。「ブルーパフューム」は鮮やかな青色で、バニラエッセンスに似た甘い香りも楽しめます。
〈シャクヤク〉 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」のたとえの通り、シャクヤクは美人の代名詞で、小さなつぼみから、たおやかな大輪の花が咲きます。咲き方も一重咲きや八重咲き、バラ咲き、翁咲きなどがあり良い香りも楽しめます。生産量全国1位。 今後も様々な花の展示が続きます。(マロン)
こちらは 2021.05.11 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
マロン
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