やっと見られた雪景色と、今後が気になる狂い咲きの梅

梅

梅の花(2016年1月5日撮影)

やっと長野県の冬が戻ってきました。2016年1月17日の寒波まで、暖かい日が続き、県内のスキー場関係者がヤキモキするほど、山の上でも積雪量が少なく、オープンできないスキー場もあるほどでした。
例年であれば、この時期は、連日雪掻き作業で筋肉痛に悩まされるのですが、今年の冬は、18日の朝まで一度も雪掻きをしなくてすみました。17日深夜から18日昼にかけ、列島の南岸を通過した低気圧の影響で、県内の広い範囲で本格的な積雪となりました。胸をなでおろすスキー場関係者も多かったのではないでしょうか。
その後も、冬型の気圧配置が強まり大寒らしい気候が戻り、本来の長野県の冬景色が見られるようになりました。

梅

梅の花と雪(2016年1月23日撮影)

そんな中で、例年と違う風景が編集部員D家の梅の木です。昨年からの異常気象の影響なのか、積雪の畑で梅の花が咲いている風景は、不思議な情景です。梅の花が咲き始めたのは昨年12月中旬ごろ。一カ月経過して、花びらは茶色に変色し始めましたが、まだまだ、花を咲かせています。隣の梅の木は、まだまだ蕾は固いのですが、この梅の木は、何を勘違いしてしまったのでしょうか。過去にも2月頃、花を咲かせたことがあるですが、今回のように、こんなに早くたくさん花を咲かせたことはありませんでした。
昨年は、多くの実をつけた梅の木です。その実は、梅漬けや梅酢にしたほか、知り合いにもおすそ分けしたのですが。今年は、季節外れの梅花を楽しむだけで終わってしまうのか心配です。この梅の今後は、またの機会にご報告させていただきます。(さくら)

梅

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