これからも「牛乳」を、よろしくお願いいたします

昨年末に大きな話題となった「牛乳の需要が大きく減り、生乳の大量廃棄につながるかもしれない」というニュース、ご記憶にあるかと思います。この問題、みなさんのおかげでなんとか生乳の廃棄は回避できそうな状況になりました。この年末年始、全国のみなさんに牛乳を飲んでいただき本当にありがとうございます!

みなさんのおかげで、
牛乳のピンチを回避できそうです


この度の、牛乳が大量に余ってしまうという問題は、冬だから消費量が少ない+学校が冬休みで給食需要がないというもともとあった事情に、コロナ禍で業務用需要が大幅減という事情が重なって起こったものです。
この一件で「牛乳って、急に生産量を調整することができないんだ」と初めて気がついた方も多いと思います。たしかに人間の都合で牛にお乳を出すな、とお願いするわけにもいかないし、そもそもちゃんと搾乳しないと病気になってしまうそうなんですね。JA全農長野畜産酪農部酪農課小口課長によると、「2021年は夏や秋が涼しかったこともあり、牛が夏バテしなかったので生乳の生産量が例年より増えていた」ことも事態の背景にあるといいます。動物を飼育するって本当に大変なことなんですね。
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乳製品全体として問題解決に取り組みました

農林水産省HPによると、これまで、行き場のない生乳が発生しないよう、乳業メーカーを挙げて保存の利くバターやチーズの製造へ振り向ける取り組みも進められてきました。ただし、これらの乳製品の需要にも限界があるので、結局はみんなで牛乳を飲むことが一番の解決策だったようです。
工場で生産される製品とちがって、牛乳は生産量をコントロールすることは難しいので流通や販売に関わるみなさんのご苦労も大変だったとお察しします。

長野県内でも牛乳の消費を呼びかけました

gyuunyuu01-20210112牛さんになったつもりで通勤中の方に牛乳を配布

12月28日の朝7時。気温マイナス3度の寒いなか、JR長野駅前でJA全農長野の職員14名が200㎖入りの牛乳パック1,000本を配布しながら牛乳の消費を呼びかけました。小口課長は「酪農家が苦労してつくった牛乳を無駄にしないために、牛乳の配布を通して多くの方に牛乳の消費を意識してもらい、消費を増やしたい」と語っています。JA全農長野ではJR松本駅前でも酪農家とともに牛乳を配布したり、厚生連病院の医療従事者に牛乳を寄贈するなど消費拡大に取り組みました。
「年末年始が過ぎても今度は春休みで学校給食がなくなる時期が心配です。引き続き牛乳をたくさん飲んでいただくよう、ご理解とご協力をお願いします」と小口課長。まだまだ気を抜けないようです。


gyuunyuu02-20210112配布されたのは200mlのパック入り牛乳です

毎日牛乳を飲もう

夏に喉が渇いたら牛乳を飲む。これは健康にとって、とても良いことで、ご存知のように熱中症予防にもなります。では冬は?
健康に良いことは冬でも変わりませんから、喉が渇いても渇かなくても牛乳を飲むことを習慣づけてみませんか。コロナ禍があったとはいえ、今回の騒動から学ぶこともあります。牛乳の流通の安定って、生産者と消費者のWin-Winがあってこそなんだな、ということに気づかざるを得ません。いつでも安心して飲めるように、そして自分がいつまでも健康でいられるように、「毎日の牛乳」を試してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

ゆっけ

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