夏の野菜の代表で、家庭菜園の定番野菜といえば"きゅうり"。 家庭菜園を楽しむみなさんの中でも、きゅうりがたくさん収穫できたのはいいものの、食べきれなくて捨ててしまった経験をお持ちの方もいるのでは。そんな時に、試してもらいたいのが今回ご紹介する「きゅうりの佃煮」です。
きゅうりを収穫する広瀬良子さん
「きゅうりの佃煮」の作り方を教えていただくため、やってきたのは、長野自動車道塩尻インターから車で5分の塩尻市塩尻町。そこで、レタス、キャベツ、きゅうりなどの野菜を栽培している野菜農家で、「きゅうりの佃煮づくりの名人」広瀬良子さんを訪ねました。
ここで広瀬さんが使うきゅうりは、規格外の「はね出しきゅうり」です。曲がったものや収穫時期を逃して大きくなりすぎてしまったものなど、きゅうりなら何でも使います。そんなきゅうりたちが広瀬さんの手にかかると、おいしい佃煮に変身。県外に暮らす広瀬さんのお子さんたちは、実家のお土産として友人たちにおすそ分けするために、この佃煮をたくさん持って帰るそうです。
見た目がいまいちで「はね出しきゅうり」と呼ばれるものの、味には自信あり
広瀬さんがつくるきゅうりの佃煮は、見た目は茶色で地味ですが、味は抜群。きゅうりのシャキシャキ感が残り、昆布としょうが、たかのつめの辛味、酢の酸味が効いており、そのおいしさは一度食べたらまた食べたくなるほどです。では、作り方をご紹介します。
冷めたら塩昆布をいれて出来上がり
「夏場の食欲がない時でも、きゅうりの佃煮とご飯を一緒に食べると食が進むと友だちから言われ、たくさん作っておすそ分けしています」と広瀬さん。小分けにして冷凍しておけば、一年中楽しむこともできます。夏の疲れが出て食欲が落ちている方にもおすすめ。おにぎりの具にもぴったりな「きゅうりの佃煮」、ぜひお試しください。
こちらは 2014.09.02 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
さくら
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