新鮮な採れたてを食卓に届けようと産地では集荷、流通段階でさまざまな工夫を重ねています。では、究極の採れたてが手に入る産地では、どのようにいただいているのでしょうか。ブロッコリーとレタスで聞いてみました。
まずブロッコリー。JA佐久浅間女性会会員の三井章恵さんにうかがいました。 料理に使う場合、最初に必要になるのが下ごしらえ。ビタミンCをはじめ豊富な栄養素を生かすために三井さんがすすめるのは、フライパンで蒸す方法です。手軽に短時間でゆでることができます。
多く手に入った時は、少し硬めに仕上げて1回に使う分ごとに保存袋に入れ、密閉して冷凍すれば長持ちします。 こうして蒸して(ゆでて)あれば、あとは自由自在。塩昆布とごま油であえればすぐ一品。冷凍したブロッコリーは、そのまま濃いめのめんつゆとともにフライパンに入れ、解けたところで卵を溶き入れれば卵とじに。耐熱皿に並べ、ピザ用チーズを散らしてオーブンで焼けばチーズ焼き。ほかに天ぷら、フライ、シチューにとなんにでも使えます。 しばしば問題になる茎の部分は硬い表面を剥いだ上、きんぴらや浅漬けにすれば無駄がありません。奈良漬に使った後の「ぬきかす」を利用したかす漬けもおいしいですよ。
夫とともにブロッコリーの生産者でもある三井さんは、5月末から11月のシーズン中、ほぼ毎食、ブロッコリーを食卓に並べているそう。シンプルでおすすめのレシピを挙げてもらいました。いずれもブロッコリーは1房。少し硬めに蒸した(ゆでた)ものを使います。
こちらは 2019.08.06 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
昭和人Ⅱ
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