丹精込めて栽培されるアスパラガス。おいしく、手軽に味わうレシピをJA上伊那理事の山岸眞由美さんに紹介してもらい、挑戦してみました。山岸さんは3年ほど前に第一線は退いたものの、現在でも自家用を中心にアスパラガスを栽培している生産者でもあります。
とりわけ甘く、香り立つ春のアスパラガスは、ゆでてしょうゆをたらしマヨネーズをつけるだけで十分においしくいただけます。ゆで時間は、沸騰した湯に漬けて、再び沸騰するまで待ち、その後30秒ぐらいが適当だそうです。穂先の部分はやわらかいのですが、つい欲張って根元の方まで使おうとすると堅い筋が残り、せっかくの料理が台無しになってしまいます。根元のかたい皮は、ピーラーで剥いでおけばいいそうです。
さっとゆでたアスパラガスは浅漬けにしてもおいしい。市販の浅漬けの素がなければ、みそと砂糖を少々混ぜて調味料にできます。漬けて1日くらい置けば味が染みます。ごま油などとともにあえてナムルに。
ゆでる以外に、塩、コショウで炒めてもいいし、フライにしてもいい。ポン酢しょうゆなどでつくった調味料で揚げびたしにしてもおいしい。
近年、料理店では太く、立派なアスパラガスがメインの食材として存在感を発揮しています。細いアスパラガスでも、薄切り肉を巻けば、引き立ちます。同じくらいの太さに千切りしたジャガイモと合わせればコロッケのようにもできます。
アスパラガスは1日に2回収穫できることでも分かるように、生命力が強い野菜。「旬の活力を存分に召し上がってください」と山岸さんは勧めていました。
こちらは 2019.05.28 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
昭和人Ⅱ
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