新鮮な採れたてを食卓に届けようと産地では集荷、流通段階でさまざまな工夫を重ねています。では、究極の採れたてが手に入る産地では、どのようにいただいているのでしょうか。ブロッコリーとレタスで聞いてみました。
レタス農家直伝のレシピを紹介してくれた吉澤由希さん(右)と中島陽子さん
レタスのおすすめレシピは、JA八ヶ岳女性部員でいずれも川上村在住の吉澤由希さんと中島陽子さんにうかがいました。 二人ともレタスの生産農家。採れたては「すぐ食べる」「とりあえず生で素材を味わう」と明快です。神奈川県から嫁いだ中島さんは「高原で育ったレタスは、甘味が全然違う」と強調します。 産地では、小さかったり、玉になりきれなかったレタスがどうしても出てしまい、出荷されずに生産者の手元に残ります。これらはドレッシングやマヨネーズでどんどんいただくそうです。 中島さんにはヨーグルトをベースにしたシーザードレッシングの一例を、小学2年生を筆頭に3人の子どもがいる吉澤さんには、タンパク質として豚肉のしゃぶしゃぶを加えた人気の「ごちそうチョレギサラダ」を紹介してもらいました。
川上村では熱した油をかけていただくのも一般的だそうです。しょうゆ、塩、のりなどで好みの味付けを。触発されて吉澤さんが考案したのが「レアレタスステーキ」。彩の良い野菜やハムなどをトッピングするといっそう引き立ちます。
かさを減らしてレタスをたっぷり食べたいときは、スープやみそ汁の具材に。入れるタイミングによってパリパリからシナシナまで食感の変化が楽しめます。「トマトと卵で炒め物」(中島さん)、「最後はチャーハンに」(吉澤さん)と応用範囲が広いレタス。大葉のように天ぷらにしても楽しめます。
こちらは 2019.08.06 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
昭和人Ⅱ
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