信州から届くとてもスペシャルなクリスマス

bimi1.jpgイベント多き12月ということで“クリスマス”特集を企画しました。第1弾として、クリスマスには欠かせない『クリスマススイーツ』を、今年からJAタウン・僕らはおいしい応援団で販売することになった長野県は駒ヶ根市の手作りパン屋さんBimi(ビミ)に、久しぶりで緊張しておりますが、不肖わたくし、<いいじゃん!探検隊員3号>が出向き、徹底調査をしてまいりました!! (^^)v

ヨーロッパのクリスマススイーツ
ここで質問。みなさんは毎年クリスマスにはどんな食べ物を召しあがります? チキンやデコレーションケーキなど、お馴染みのご馳走が食卓を彩りますよね。そういえば『ブッシュ・ド・ノエル』って名前の木の切り株をかたどったかわいい形のケーキが、フランスのクリスマスに食べる代表的なケーキなのはご存知ですよね。では、ドイツとイタリアのクリスマススイーツって何だか知ってますか?

ドイツのクリスマスに欠かせないものが、焼き菓子の「シュトーレン」。

レーズンなどのドライフルーツを生地に練り込んで焼き上げたお菓子で、粉雪に見立てた粉砂糖がナントもクリスマスっぽくていいんです。ドレスデンという地域が発祥のお菓子だそうで、クリスマス前の第1土曜日には、「シュトーレン祭り」という愉快なお祭りがあり、とても大きなシュトーレンがお目見えするとか。

一方イタリアでは「パネトーネ」という焼き菓子が有名です。

イタリア語で「大きなパン」と言うんだって。卵をたっぷり使った生地にドライフルーツを入れて焼きあげるイタリア・ミラノの伝統的な菓子パンです。生地の発酵にパネトーネ種という天然酵母を使用しており、イタリアのクリスマスには欠かせないものとなっています。

なぜ、ドイツとイタリアのクリスマススイーツの話をしてるかって? そう、焼き菓子名前や内容を聞いて「一度は食べて見たいな〜ぁ・・・」と思ったあなたはとてもラッキーです♪ ナント、このシュトーレンパネトーネ、今年の冬は本格的な味が両方とも手軽に楽しめちゃうんですよ!! やったね!

bimi3.jpgここだけにしかない味の追求
JAタウン・全農長野「僕らはおいしい応援団」
に店舗を構えている手作りパン屋さんの『Bimi』。その店主で根っからのパン職人の小平さんが、クリスマスに一番おいしく食べられるようにと、熟成したシュトーレンパネトーネをお届けしてくれるのです。

『Bimi』のシュトーレンは、実は去年もクリスマスには作っていたんだとか。話を聞けばこのシュトーレンが完成するまでには、本当にいろんな苦労があったのだそうです。小平さん曰く「よその店にはないシュトーレンを作らなきゃ。やっぱりBimiの味だよねっと言うようなシュトーレンを作りたくてチャレンジした。」とのこと。

シュトーレンの特徴と言えば、一般にパウンドケーキを膨らますのはベーキングパウダーですが、シュトーレンはイーストを使います。そして、たくさんのナッツやドライフルーツが入り、仕込にはあまりバターを使わず、焼き上がってからバターを染み込ませます。そして粉糖を上からかけて真っ白にするの。

これが一般的なシュトーレンの作り方ですが、小平さんは『Bimi』のオリジナルを追求し、試行錯誤の結果、イーストを使わずに天然酵母を使い、中に入れるフルーツにはグリーンレーズンをラム酒に漬け込んだものやクランベリー、アーモンドをたっぷり使い、『Bimi』だけのシュトーレンを見事完成させました。(パチパチ!)

薄くスライスして食べるとなお絶品
当初、小平さんは「1年目だし、みんなシュトーレンなんて知らないだろうから控えめに作ろう」と思っていたそうですが、この美味しさが口コミで広がり、「これ以上は無理!!」と言うほど予定を大きく上回る数を作る事になり、ご本人もびっくりされたそうです。クリスマスが終わって、年が明けてからも、「あの白いかたまりのケーキは無いの?」と言う問い合わせが続いたのです(笑)。

たっぷりのフルーツとナッツを入れて長時間発酵し、じっくりしっかり焼き上げるので、パンとパウンドケーキのいいところを合わせ持った感じ。そして上質のクッキーのような香ばしさも人気の秘密なんだとか。

見た目はなじみの無い変なかたまりですが、これまた風味豊かでとても美味しい。薄くスライスして食べるのですが、これ、少し温めるとまた美味しくなります。焼き上げてから1週間から10日ほど経つと味、風味とも馴染んで最高なの! もちろん、小平さんの配慮で、クリスマスにいちばんおいしくたべられるように熟成したものをお届けしてくれます。

bimi4.jpgより繊細で香り豊かなパネトーネ
そしてドイツのシュトーレンに負けないくらい、今年、小平さんが思いをこめて新たに挑戦したのが、イタリアの焼き菓子パネトーネでした。

11月の初めにお伺いしたとき、まさにそのパネトーネと格闘している(?)最中だった小平さんは、睡眠時間もままならない日々がもう何日も続いていたようです。

しかし「また今日も徹夜をしてパネトーネを作っていてね〜。あともうちょっとなんだよ!完成まで。」と疲れも見せず、笑顔で日頃のパン作りに励んでいました。さすが、プロです。

パネトーネ種は、大変デリケートな菌で、その扱いが難しく、イタリア以外の国、日本での発酵・熟成には高度な技術と勘が必要となります。本場イタリアでも家庭で作らず購入するのが一般的なのだとか。

パネトーネは、パンでは味わうことのできない柔らかな口当たりと、複雑な味わい。そしてドライフルーツの組み合わせが絶妙なクリスマスのスイーツ。このパネトーネを見事、『Bimi』だけのパネトーネとして、パネトーネ種と自家製天然酵母の組み合わせにより繊細で香り豊かなパネトーネを完成させました。

作ってから1週間から10日ほど経つと熟成し、味が落ち着いてとてもおいしくなります。こちらも小平さんの配慮で、クリスマスにいちばんおいしくたべられるように熟成したものをお届けしてくださるのです。

bimi2.jpgJAタウン「クリスマスギフト企画」
現在、JAタウンでは「クリスマスギフト企画」を開催中! クリスマスにぜひ召しあがっていただきたい『Bimi』シュトーレンパネトーネは、12月22日に一斉発送です。もちろん、可愛いクリスマスBOXにお入れし、クリスマスカードもお付けいたします。

家族や恋人へのクリスマスプレゼントにもよし、ご自身へのクリスマスプレゼントとしても、ぜひ今年のクリスマスには『Bimi』シュトーレンパネトーネを召しあがれ♪ またこの際「どっちも食べたい!」そんなわがままな方にも満足いただけるWセットもご用意いたしております。

今年は特別なクリスマスを
『Bimi』がこだわっている“主食”になる食事パンを作っていく事・・・それは、将来全ての商品を信州産小麦を使い、生産者のわかる素材を使ってパンを作り、多くの皆さんに食べてもらうことだそうです。

現在も地元で“安心・安全”を基本に、アレルギーの子供たちにも美味しく安心して食べられるパンを提供し続ける小平さんの思いがたくさん詰まった“パン”を、ぜひ一度、召しあがってみてください。

今回のクリスマススイーツシュトーレンパネトーネは、本当に超オススメ! きっと今年のクリスマスは『Bimi』の味の虜になっちゃうかも!? 試作品をいただき、すっかりパネトーネの味にハマってしまった<いいじゃん!探検隊員3号>が、久しぶりにお伝えいたしました!(^_^)v

santas.gif 信州駒ヶ根・手作りパンの店『Bimi』のサイト

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