新年あけましておめでとうございます。
今回は長野県の北部・飯山市にある「道の駅 花の駅 千曲川」内にある「Café里わ」を紹介します。
「里わ」とは直訳すれば里の辺り。
人の繋がりを表す「輪」や「和」を私たちが大切に出来る様にといった願いを込め、「里わ」と名付けられました。
地元食材にこだわった料理が自慢です。
お米は月によって「幻の米」か「金崎さんちのお米」を使用しています。
在庫量によって変動しますが、主に奇数月は「幻の米」、偶数月は「金崎さんちのお米」なのだそうです。
「Café里わ」ではカレーやきのこピザも人気です
「幻の米」の卵かけごはん
今日のお目当ては卵かけごはんです。
シンプルな料理だからこそ食材の良さがよくわかり、リピーター続出の人気メニューです。
全ての食材を地元北信州産でそろえた「卵かけごはんセット」
セット内容は、飯山産こしひかり「幻の米」のご飯と、飯山市の老舗味噌蔵《加賀屋》の味噌汁、同じく飯山市《吉越養鶏場》の「菜の花みゆき卵」、中野市《マルヰ醤油》の濃口しょうゆ、中野市《丸世醸造場》のしょうゆ豆と、漬物(この日は野沢菜の浅漬け)でした。
「幻の米」のご飯。1粒1粒米粒が立っていて、きらきらしています。
「幻の米」の「幻」は、今から20年以上前に文芸春秋のルポライターの方が日本のおいしい米処という事で、新潟県の魚沼・群馬県の沼田そして長野県の飯山を幻の三角地帯と称したことと、収穫量が日本全国の消費量の1日分程度しかない希少なお米であることから名づけられました。
吉越養鶏場の「菜の花みゆき卵」は濃厚な味わいが特徴です。
箸でつつくと弾力にびっくり。新鮮な卵の証拠ですね。
口に入れると卵の濃いうまみが口に広がります。
ごはんに粘り気や弾力があり、嚙めば嚙むほど米のうまみが出てきます。
そのままでもとてもおいしいのですが、しょうゆ豆、味噌汁、漬物で味変えしながら食べるとあっという間に完食してしまいました。
幻の米や吉越養鶏場の卵は、同じ敷地内で隣接するJAながの農産物直売所・千曲川で売られています。
お家でも卵かけごはんを作ってみたくなりますね。
食後にはバナナボートを
ところで、ここ飯山市では昔からなぜかお菓子のバナナボートが超人気。しかもその旬は冬と決まっています。飯山市の冬の名物バナナボートは柔らかいスポンジケーキにバナナと生クリームを挟んだスイーツで、飯山市内の和洋菓子店それぞれがオリジナルで販売しています。
Café里わでは2022年12月4日(土)~3月27日(日)土日限定で、飯山市内の和洋菓子店の「バナナボート」を販売しています。
入口のショーケースには何種類ものバナナボートが並んでいます!
バナナボートのパンフレット
毎週末3~4店のバナナボートをローテーションで販売していく予定なのだとか。
一言でバナナボートと言っても、生地や生クリームの味・食感やバナナの切り方など、各店によって特徴は様々。食べ比べると楽しいですよ!
お気に入りのバナナボートを見つけてみてください。
スキーや、北信州をめぐりの途中でどうぞ
「Café里わ」のスタッフ小林さん
「Café里わには観光客のお客様が多くいらっしゃいます。近くには野沢温泉スキー場、戸狩温泉スキー場、斑尾高原スキー場やかまくらの里がありますから」とスタッフの小林さん。「Café里わ」は、これらの観光スポットを行き来するのに必ずと言ってよいほど通過する場所にあり、食事や買い物の絶好のポイントなのです。
飯山市にいらしたらぜひお立ち寄りください。