ヤッホー! やってきました夏休み! 今年は、ガソリン高、物価高の影響で、身近なレジャーが主流のようです。せっかく時間がとれるこの時だからこそ、長野県にいらっしゃいませんか。
われらが長野県は海こそありませんが、県土の80%を森林が占め、そこに豊富な水が蓄えられていて、あらゆるいのちを元気づける豊かな自然が形成されています。空気はおいしく、またこの豊かな地で収穫される農作物は今の時期、高原野菜、スイカ、トウモロコシ、ブルーベリーをはじめとして、どれもみずみしく滋味に富んでいます。
県内は、北信地方、東信地方、中信地方、南信地方の特色ある4つのゾーンに分かれ、南北に約220キロと距離もあり、同じ地域でも標高差によって自然環境が微妙に異なります。しかも隣接する8つの県(昔の国の名前でいうと10ヵ国、その全部を言えますか? 答は最後に)の文化的な影響もあり、食生活もライフスタイルも地域によりさまざまです。
だから長野県は訪れる度に発見と驚きの連続で、心身共にあなたをリフレッシュさせてくれることでしょう。信州各地の高原はこれからしばらくは天気も安定してきます。おいしいものもたくさんあります。都会にいては絶対に見れない風景があります。今回は長野県の夏休みのおいしい過ごし方の参考になるとっておきのサイトを紹介します。
カラダで体験する信州
■長野県を代表する大自然の安曇野・北アルプス山麓での、自然散策、体験他いろいろな見所を紹介するJA大北の「どっぷり信州田舎体験」サイト
■信州をいろいろ楽しめるふたつの公園をご存じ?
○手作り・収穫体験、動物との触れあい、温泉、直売所、バイキングレストラン、そして宿泊施設まで、家族みんなで楽しめる新しいタイプの農業公園「みはらしファーム」(南信・伊那市)。
○たまには広いきれいな公園で思いっきり体を動かしたい方に。木の実や小石を使ってのオリジナル作品作りやそば打ち体験も。今の時期、昆虫展など各種イベントも開催中で、北アルプスの麓にあって多様なレクリエーション需要にこたえる都市公園なら「アルプスあづみの公園」(中信・安曇野市)へ。
■信州の美味しい空気を満喫したいなら日本の屋根をひたすら歩くべし
日本の屋根を歩こう『信州のトレッキングコース』
■大自然の広がる牧場で牛や馬などと触れあって、乳製品も自分で作れる牧場があるんです
ココロで体験する信州
■キュートでおかしな動物に癒されたい?
○立ち姿で一世を風靡したあのアライグマ「風太くん」の娘・「風鈴ちゃん」に会いに行こ!
○サンドバックをキックすることで有名になったカンガルーの「ハッチ」くんに会いたい!
家族で楽しむ信州
■信州でのすてきな体験を探しているなら
この夏はテントを張って、外でバーベキューや飯ごう水さんをして、夜には花火、そして夜空に輝く星を眺めてみませんか。外で食べるご飯の味は格別で、そんな自然に身を委ねれば、きっと忘れかけていた子供の頃の夢を思い出せますよ。ほかにも信州には楽しみ方が色々あります。自分にあった楽しみを発見するためのサイトは長野県公式観光ウェブサイトのさわやか信州.netへ。
目と耳で楽しむ信州
■夜空を彩る花火
○諏訪湖上花火大会(8月15日 南信・諏訪市)は打ち上げ数4万2000発。全国でも有数の規模を誇る花火大会です。また9月6日には全国新作花火競技大会も開催。さらにさらにこの夏はサマーナイト・ファイヤーフェスティバルとして9月7日(日)のフィナーレの日まで、毎晩20分間、800発以上の花火が湖上に打ち上げられています! いつでも花火を見にいらっしゃい!
○8月15日には、北信・上水内郡信州新町でも「ろうかく湖 とうろう流しと花火大会」が開催されます。犀川を無数の色とりどりの灯籠(とうろう)が漂い、暑い夏に一時心が鎮まるでしょう。そして大会の最後には、ナイアガラとスターマインが山間に鳴り響き、体の芯に伝わる大音響で静かな町は盛りあがります。
幽玄の世界にひたる信州
■8月8日に中信・松本市に建つ国宝松本城で「薪能(たきぎのう)」が催されます。その色合いから松本の市民から「烏城(からすじょう)」とも呼ばれているいかにもお城らしい調和がとれて美しい松本城をバックにして、篝火(かがりび)の照らし出すなかで幽玄な能の世界をご堪能ください。
アタマとココロを喜ばせる信州
■いいだ人形劇フェスタ(8月2日〜10日まで 南信・飯田市)は国内最大級の人形劇の祭典で、今年は「世界人形劇フェスティバル」を開催。国内を始め海外からも多くの人形劇団等が参加し、幅広いジャンルの人形劇が市内100の会場で上映されます。大人の時間も演出するミッドナイトシアター、飯田市中を練り歩く人形劇パレード、人形劇の基礎を学ぶワークショップなど、子どもから大人まで楽しめる企画盛りだくさんのフェスティバルです。
■中信・安曇野のJAあづみが提供する安曇野にある21の美術館案内のページからそれぞれの美術館のサイトにアクセスしてみると、豊科近代美術館では、普段は静かにしていなくてはいけない雰囲気なのに「美術館でおしゃべりしよっ!」という楽しい企画展を開催中。作品に関する情報をもたない状態で、作品に問い掛けたり、また仲間と作品の感想を話し合ったりと、楽しく美術を鑑賞しましょうというイベント。また安曇野絵本館は、かつて子供だったことを再認識する場として、大人のために創られた絵本館だとか。大人のための絵本館には、心ひかれませんか?
時を忘れて平和にひたる信州
■こういう殺伐とした時代だからこそ温泉で平和な気分にどっぷり浸かってください。暑いときに熱い温泉もなかなかいいものです。じっくりと浸かって日頃の疲れを解き放ちましょう。先日、自然湧出で生源泉を謳う野沢温泉村(北信)では野沢温泉源泉かけ流しの会によって「温泉が本来持つ力を出来る限り損なわないよう高い"鮮度"のままお客様に提供する」ことを主旨とした「源泉掛け流し宣言」がおこなわれました。
舌鼓を打つ信州
■そしてやはり、誰もが望んでいる「信州ならではの美味しいものが食べたい!!」という声に応えるサイトを最後に紹介しておかなくては
〇そば 長野県といえばそば! 信州そばの最新情報やおいしいそばの食べられる店の案内なら信濃毎日新聞が提供している「信州そば漫遊」へ。
〇食事・・・地元の旬の食材を使った食事を楽しみたい方は長野県公式ホームページのウェブサイト信州で調査を。
〇直売所・・・採りたて新鮮の野菜の味は格別。長野県に来たら立ち寄りたいところのトップは常に各地の農産物直売所。旅行やドライブの前に必ず「いいJAん!信州の直売所情報サイト」をチエックしてください。
〇あ、そうそう。長野県といえば郷土食(ソウルフード)の「おやき」があります。これがなくては長野を語れませんよね。五平餅が幅をきかせている南信を除く信州各地で、おやきは昔から伝統的に食べられていましたが、場所により、皮の材料も具材も作り方も、これが微妙に違います。だからひと言で語ることなどできません。みなさまも、どうか旅先で、お気に入りの一品を探してみてください。それでは、今年の夏も、この暑さの中、水分の補給を忘れずに、麦わら帽子をかぶって、信州を心ゆくまで楽しんでください♪
長野県が県境を接している8つの県は:群馬(上野)、埼玉(武蔵)、山梨(甲斐)、静岡(駿河・遠江)、愛知(三河)、岐阜(美濃・飛騨)、富山(越中)、新潟(越後)
関連記事
※メールアドレスを、当サイト以外の第三者に公開する事は一切いたしません。いつでも購読を解除することができます。
個人情報のお取り扱いに関してはこちら »