あのポークカレーを食べにスキーへ行きたい

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おーい、みんな、ヤッホーであります。美しき雪の聖地信州は、まさに今ウィンターシーズン真っ只中! スキーヤーが、ボーダーが、真っ白なゲレンデに思い思いのシュプールを描いています。そして、思う存分すべった後には、おいしい料理で身も心も満たしたい願うのが人のサガ。

 

そんなわがままいっぱいのみんなの思いに応えるべく、県内各地のスキー場では、ここ数年さまざまな名物料理が生まれています。今回は、そうした名物料理のなかから、人気上昇中の白馬村の"はくばの豚"を使ったおいしい料理情報をお届けしちゃいます!

はくばの豚とはそもそもなに?
さて名物料理の紹介をさせてもらう前に、そもそも"はくばの豚"がいかなる豚なのか、説明が必要かもしれません。"はくばの豚"は、SPF(Specific−Pathogen−Free(特定病原体不在))豚と呼ばれる豚で、豚の発育に影響を与える特定の病気にかからないよう、日本SPF豚協会が定めた基準にもとづき育てられた豚です。

 

そしてこのSPF豚を育てているのが、白馬村内にあるJA全農長野と地元のJA大北が一体的に施設運営しているはくばアルプス農場。北アルプスの大自然に恵まれたこの農場内で、徹底した衛生管理のもと育てられているSPF豚が、"はくばの豚"なのであります。特徴は、やわらかな肉質と肉汁をたっぷり含んだジューシーな食感。とにかく地元では人気の高いブランド豚です。

 

スキー場のカレーをもっとうまくできないか
この地元育ちの"はくばの豚"を使って、2年前の2004年に誕生したのが「はくばの豚カレー」。「スキー場のカレーをもっとおいしく!」をコンセプトに、村内のレストランシェフを中心としたプロジェクトチームが腕と知識を持ち寄り、白馬ならではの名物料理を作りあげたのです。

"はくばの豚"が使われた理由は、地元で育てられたものであって、供給体制がしっかりと構築されていたからです。現在、このカレーは、白馬村内のスキー場のレストランや道の駅白馬などで提供され、好評を得ています。

なんといってもゴロリと入ったおおぶりの"はくばの豚"が、口の中を贅沢感で満たしてくれるのです。ちなみに冒頭の写真は、八方尾根スキー場の「うさぎ平109」で食べたもの。

一口、口に入れた瞬間「あ、うまっ」という感じでした。

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レトルトカレーははまる味です
ところでこの「はくばの豚カレー」ですが、あまりの人気に、開発された翌年の2005年には、お土産用としてレトルトパックの商品も開発されました。そしてこれまた白馬ならではのお土産物として人気の商品となっているそうです。こちらは道の駅白馬のほか、村内のお土産屋さんや宿泊施設、中央道(高速)の梓川サービスエリア、長野駅改札横のキヨスクなどでも販売しています。価格は1袋430円なり。

 

県外では、長野県東京観光情報センター(TEL:03−3214−5651)、長野県名古屋観光情報センター(TEL:052−263−4118)などでも販売しているそうですよ。白馬村観光局の話だと、このレトルトカレーを大変気に入ったという東京在住の方がいらして、その方あてに、今では定期的にケース単位で商品をお送りしているのだとか。

おそるべし「はくばの豚カレー」です。こちらにも"はくばの豚"が贅沢にゴロリと入っています。このブログを読んで、「どうしても食べてみたいけど、忙しくて長野までいけない」という方は、白馬村観光局までまずは連絡を。

白馬村観光局  info@po.vill.hakuba.nagano.jp
TEL:0261−72−7100
FAX:0261−72−6311
〒399−9301長野県北安曇郡白馬村北城3476

hakubabuta-03.jpgはくば豚の豚しゃぶもいけます
うまさ際立つ、この「はくばの豚カレー」と双璧をなすのが、「はくばの豚しゃぶ」。そう、しゃぶしゃぶです。豚カレーと同じプロジェクトチームが試行錯誤ののちに完成させた、こちらも力作です。

豚しゃぶには白しゃぶ赤しゃぶの2種類があり、こちらは村内の宿泊施設のほか、複数の飲食店でも提供されています。白しゃぶは、昆布だしに豆乳やにごり酒などを加えたコクのあるだし汁が特徴。食後に、信州味噌と信州そばを加えれば郷土食の「おとうじそば」の完成です。

赤しゃぶは、唐辛子・桂皮・八角など体を温める食材を使っています。食欲をそそるさわやかな辛みのあるだし汁が特徴で、仕上げにはうどんやたまご雑炊がおススメ。「是非、食べてみたい」という方は、宿を予約する際にはくばの豚しゃぶを提供しているかどうかご確認を。また、下記のお店でもお召しあがりいただけます。

    • 割烹さわど
      住所:北安曇郡白馬村大字北城白馬町6376(白馬駅前)
      TEL:0261−72−2090
      営業時間:11時30分〜14時30分、18時〜21時 不定休
      品切れになる場合もございますので、事前に予約を入れていただくのが確実です。豚しゃぶはお一人様1260円となります。

  • 居酒屋 稗
    住所:長野県北安曇郡白馬村エコーランド
    TEL:0261−72−8035
    営業時間:18時〜24時
    定休日:木曜日

このほか、"はくばの豚"をふんだんに使った豚まんもあり、"はくばの豚"はさまざまな名物料理に形を変えて、あなたのお越しをお待ちしています!

白馬村観光局から映画エキストラ募集のお知らせ
最後に白馬村観光局からお知らせがあります。2007年の冬に公開される予定の映画『銀色のシーズン』(出演:瑛太、田中麗奈、玉山鉄二)の撮影が現在、村内の八方尾根スキー場を中心に行われており、そこでエキストラ出演者を募集しています。興味のある方は下記の白馬村観光協会のサイトにある「エキストラ登録フォーム」からご登録下さい。

 

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