志賀高原にリンドウの花が咲くとき

rindou-1咲き誇る無数のリンドウで観光客を迎えよう――。日本のスキーヤーの聖地志賀高原の「熊の湯・ほたる温泉」地区で、今「リンドウの郷」づくり事業がすすめられています。6月17日には、地元で採取したリンドウの種から育てた2万本の苗が、参加者約100人の手で植えつけられました。当日は晴天に恵まれて、参加者は「無事に成長することを祈りながら」ひとつひとつていねいに植えていました。

志賀高原にリンドウの花の群生を
この取り組みを主催したのは、JA志賀高原と地元の旅館などで作る笠岳会。もともと志賀高原一帯では、自生のリンドウが数多く生息していたのですが、開発などが続くにつれて、その数は減少の一途を辿っていました。そこで、かつてのようにリンドウが咲く郷を取り戻そうと、今回の取り組みが行われることになりました。植えつけをした土地は、同地区の遊休地約500平方メートル。JAと笠岳会のメンバーが当日に向けて、あらかじめ荒地だったところを開墾・整備したのです。

rindou_3志賀高原というとウィンタースポーツをイメージされる方がほとんどかと思いますが、この「リンドウの郷」が夏から秋にかけてのこれからの新たな目玉となり、多くの観光客の方の目を楽しませることが出来ればと地元では期待しています。

2009年にはこの花が咲く
リンドウは長野県の県花でもあり、乾いた山地や草地に自生する長野県民には親しみの深い花です。リンドウ科の多年生植物で乾燥させた根は生薬として用いられ、竜胆(りゅうたん)といわれます。この根は極めて苦味が強く、その苦さが熊の胆(い)よりも苦いために竜の胆という名前がついたといわれています。県内の主な産地は、上田や諏訪地方で、日持ちの良さと鮮やかな花色が長野県産の特徴です。

今回、植えつけたリンドウが花を咲かせるのは3年後の2009年。その年の秋の初めには志賀高原に紫色の花が一面に咲き誇るはずです。JAと笠岳会では、来年以降も生育の状況を確認しながら植栽地域の拡大を進めていく意向です。

 JA全農長野花の紹介ページリンドウの項目

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