「真田丸」の舞台で伝説を再現する

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NHK大河ドラマ「真田丸」の最初の方で舞台となった上田市にある砥石城でこのほど「砥石米山まつり」が開かれました。
この祭りは今年でなんと33回目を数え、例年なかなか大規模に行われています。一帯をフリーマーケットや屋台などが所狭しと並び、特設ステージでは様々なアトラクションが行われ飽きません。広大な砥石城をめぐる「登山ツアー」にもたくさんの人が参加しますし、山頂(本丸)近くで行われる「宝探しゲーム」も子供達に絶大な支持を受けています。
中でも特に来場者の注目を集めるのは、少し小高い場所で馬に米をかけるシーン(写真)で、これは戦国時代の伝説をもとにした演技です。
武田信玄をも敗走させた堅牢な山城として知られる砥石城ですが、包囲されて水を絶たれるととたんにピンチとなってしまいます。そこで、米を馬にかけて洗うことで遠方より観察する敵を欺き「ややっ、馬を洗うほど水があるのか。こりゃ包囲しても無駄じゃ」と思わせる作戦なのです。
確かに祭りの会場から見上げると水に見えなくもありません。この伝説が伝わる砥石城の出城は米山城と呼ばれており、名前の由来にもなった可能性があります。
米山城は登山口から30分もあれば往復でき、頂上は上田市を一望できる気持ちの良い場所です。紅葉狩りをかねてぜひお越しください。春には桜もきれいです。
※ここで使われたお米はもちろん後で洗って食べてしまいますのでご心配なく。(つかはら)

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