ご存知のとおり、立春の前日は「節分」でした。今年は2月3日でしたが、節分に盛大に豆まきをして、疫病神や貧乏神を追い出した人も多いんでしょうね。実は「節分」は年に4回あるのをご存知ですか? 季節が変わるとされる立春、立夏、立秋、立冬の前日は古くから全て「節分」と呼ばれていました。既に春の「節分」は過ぎてしまいましたが、節分のちょっと豆知識と、神頼みしたいぐらいに切羽詰まっている受験生をお持ちのご家族にちょっとうれしい情報教えます。
年4回ある「節分」も、起源は古いものの、今や立春の前日のみが知られるだけとなっていますよね。どうやらこれは、秋の豊作のためには、農作業のはじまる春を迎える前に災厄や邪気をはらい、福を招く必要があるとする農耕生活に由来しているようです。
なぜ鬼に豆を投げつけるのか
炒った豆を「福は内、鬼は外」とまくようになったのは、室町時代の初め頃で、豆の力で鬼を追い払う行事としてでした。では、なぜ「豆」なのか? ということですが、こんな伝説があります。
昔、鞍馬の山奥に乱暴な鬼が棲んでいて、都に出て来ては悪事を働き、人々が困っていました。ある時、毘沙門天が表れ、三石三斗の豆で鬼の目を打てと教えてくれました。そのお陰で、鬼は山奥に逃げ帰り、二度と人々を困らせるようなことはなかったそうです。鬼の目を打つから「魔目」であり、豆は「魔滅」に通じるから「豆」なんだということです。
ところがどうして、そんな「豆の力」は、鬼を追い払うだけではありません。小石のように固い炒り豆を噛むことによって、歯の根は丈夫になるし、脳を刺激してくれます。また、大豆に含まれるレシチンやビタミンE、イソフラボンは、老化防止成分で脳や体の若さを維持してくれるのです。特に、レシチンは生活習慣病や加齢、ストレスなどによる記憶力の低下予防にも効果があることが分かってきました。
縁起物だけどおいしいんだな
そこで受験生のみなさんに、おいしいお知らせです。長野県駒ヶ根市北割に鎮座する大宮五十鈴神社の白鳥神官により、合格祈願の儀式を厳粛に執り行ったありがたーい「合格祈願大豆」を、期間限定個数限定でJA上伊那がお分けしているのです。受験生のみなさんが、遺伝子組み換えを一切使わない「豆の力」で災厄や邪気をはらい、万全な体調で試験に臨み、これまでの努力を遺憾なく発揮してもらうために、是非「合格祈願大豆」をどうぞ。
炒る、煮るなどしてお召しあがりかたはご随意に。受験生のみなさん、がんばってくださいね。ただしこの商品には次のような注意書きがあります。
※この商品はあくまで縁起物です。これだけをあてにせずしっかり勉強に励んでください。当JAでは合否の苦情は受け付けませんのでご了承ください。
JA上伊那 合格祈願大豆
特定加工用大豆150g 価格は一発合格の語呂合わせで1,850円
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