JAみなみ信州いいだ営農センターと飯田市農業振興センターが、今年、「南信州をまるごと食べよう」キャンペーンを行ないます。
南信州産の農畜産物を簡単に食べてもらうための新しい料理を開発し、その料理方法や食べ方を伝えていくものです。地元の人たちや中京圏の消費者のみなさんを対象にするもので、旬の農産物を食材とする点にとことんこだわります。料理レシピやのぼり旗を設置するほか、スーパーなどで試食販売もし、南信州の農畜産物をPRします。
そこで最初にこのキャンペーンで開発されたのが、ご覧の王様のサラダ まるごと南信州です。JAと飯田市が毎月、飯田市で季節料理店「天神坂」を営む松永モモ江さんとJA女性部の指導で、「旬の一番料理教室」を開いていて、ここで紹介された「フルーツ和(あ)え」が、受講者から「地元の農産物を同時に食べられる」と評判が良く、それを「王様のサラダ」と名づけてPRすることにしたわけです。南信州特産の果実や野菜、きのこを一緒に味わえるのが魅力です。作り方は簡単で、果実と野菜はスライス、きのこは湯がいて、Aコープマーク品の早漬一番味(うめしそ風味)で混ぜればできあがり。市農業振興センターは「大いに地元産の農産物を食べて、王様のような健康で快適な生活を送りましょう」と呼び掛けています。