弐七農園
「サンふじ」
内側から地域を元気に
弐七農園は、古田然さんが脱サラをして3年間の研修期間ののち2017年に独立・開業したリンゴ専門の農園です。
農業をこころざしたきっかけは、大学時代に留学先として訪れたインドの農村にて、農業と農村の生活や重要さに触れ、自分の村のために奮闘している地元ソーシャルワーカーの姿を見たことでした。それまでは、国際協力分野の仕事がしたいと考えていた古田さんですが、農業に関心を持ったことと、「内側から地域を元気にする生き方がしたい」との思いから就農しました。
酸味と甘味のバランスが抜群!
弐七農園ではつがるをはじめ、シナノスイート・シナノゴールド・トキ・シナノドルチェ・ふじ等、たくさんの種類のリンゴを栽培しています。今回プレゼントする「サンふじ」は、農園のメインとなる品種の一つで、これから旬を迎える自信作です。
ふじは、リンゴの中でも晩生種にあたりますが、花の開花時期は他の種類と同じです。つまり、他の品種に比べて長期間木の上にいることになります。その分美味しさが詰まったりんごなのです。
リンゴのある楽しい暮らし
弐七農園は、人との繋がりを大切にしています。農業者同士の繋がりはもちろんのこと、地元の仲間、友人、リンゴファン...と、たくさんの方と繋がっています。また「弐七農園を楽しんでもらいたい」との想いから、リンゴの木オーナー制度を取り入れたり、毎年7月には「弐七祭」を開催して、リンゴオーナーや農園のファンの方、地元の仲間や家族との交流をしています。
「弐七祭」でおもてなしをする古田さん(中央)
リンゴの木オーナーでこだわっているのは、1本の木のオーナーになっていただくこと。
「リンゴの木オーナーは、手間がかかって大変」という古田さんですが、ただ単にリンゴを大量に買う、たくさんリンゴ狩りをするというだけでなく、リンゴの成長を楽しんでいただけたらとの想いから、その木の小さな実がどんどん大きく育っていくところを、定期的に写真で報告しています。「こんなに大きくなったんですね!」と驚かれたり、収穫に来て育てたリンゴを食べてもらったときの「おいしい!」の笑顔を見ると幸せを感じるといいます。
そして「自分たち家族が一番に楽しむこと」も大切にしています。信頼できる地域の仲間との「ウェットな人間関係」、リンゴを作ることを通して、古田さん自身が楽しく暮らすことで、「弐七農園やリンゴのこと、三郷小倉地区のことに興味をもってもらいたい、魅力を感じてもらえたらな」といいます。
前向きで楽しい、弐七農園のリンゴをぜひご賞味ください!
弐七農園のリンゴジュース。ユニークなラベルは古田さん手作り
・日々の畑・リンゴの様子は、ブログ「りんご屋さん 弐七農園」でご覧いただけます。
・弐七農園のリンゴ・リンゴジュースのご購入は、弐七農園のWebショップをご覧ください。
・リンゴジュースは、「安曇野みさと温泉 ファインビュー室山」の売店でも購入可能です。お風呂上りの一杯にどうぞ!