JA長野八ヶ岳
「ホワイトコーン 約5kg」
ホワイトコーンは貴重なとうもろこし
プレゼント賞品のホワイトコーンは、JA長野八ヶ岳管内でも数軒の農家しか出荷用に栽培していない貴重なとうもろこしです。とうもろこしの株は、写真のように人の背丈よりも長く伸び、食用のものは2m~2.5mほどに成長します。
とうもろこしの先端にはススキのような穂がついています。穂は雄花で花粉を飛ばします。主幹の葉の脇には皆様ご存知の黒いヒゲ、緑の皮に包まれたとうもろこしがついています。このヒゲは雌しべで、その下の花には見えないものが雌花です。ヒゲは、最初は白に近い黄緑色をしていますが、受粉することでとうもろこしの粒が大きくなり、ヒゲが茶色になってきたら成熟した合図。収穫の時期を迎えます。
ススキのような穂が雄花(左)、ヒゲのように見えるのが雌しべです
受粉にはポリネーター(ハチなどの花粉媒介者)が不要で、風に乗った花粉で受粉することから風媒花と呼ばれます。この特性から、白い粒が特徴のホワイトコーンの栽培には気をつけないといけない点があります。黄色いとうもろこしの花粉が付くと、黄色・白混合のとうもろこしになってしまうのです。このため、栽培場所に気を使い、周囲の農家さんが黄色系のとうもろこしを栽培しない、などといった条件が必要になります。これがホワイトコーンを栽培する農家が少ない理由のひとつでもあります。
八ヶ岳山麓の高原で栽培しています
朝の涼しいうちに一気に収穫
八ヶ岳山麓は標高が高いため、他の産地に比べるとホワイトコーンの種蒔きも遅く、当然のことながらその分だけ収穫も遅くなり、8月下旬からスタートします。収穫方法は豪快で、朝の涼しいうちに家族総出(ときにはお手伝いを頼んで)で株を刈り倒しながら収穫を進めます。その様子はまるでローラー作戦です。種蒔きの時期をずらすことで、収穫時期がずれますので、天候や生育状況にもよりますが、9月中旬ごろまで収穫が続きます。
収穫は株を切り倒しながら豪快かつ丁寧に1本1本手作業で行ないます
収穫されたホワイトコーンは基本的にその日の内に発送しておりますので、鮮度もバツグン! プレゼント賞品及びJAタウンでお取り扱いしておりますJA長野八ヶ岳のホワイトコーンは、出荷時は1本400g以上の大ぶりなものを選んでお届けします。食べ応えがあり、高原のさわやかな気候の中で育ったため、柔らかくジューシーで甘い! 一度食べるとクセになることでしょう。この機会にぜひお試しください。
白い粒がびっしり並び、柔らかくジューシーで甘い!
とうもろこしの甘さは収穫後に低下してきます。早めにお召し上がりいただくのが一番良いのですが、保存される場合は、水分の蒸発を抑えるために、密閉できるポリ袋に入れるか、1本ずつラップに包んで冷蔵庫の野菜室で、ヒゲのほうを上にして立てて保存すると良いでしょう。
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