1週間前(5月29日)、関東甲信越地方の梅雨入りが発表されました。これは平年より10日、昨年より11日早く、1951年の統計開始から3番目に早い梅雨入りだとか。これも異常気象でしょうか?
……と思ったら、雨、降らないじゃん!!(>_<)
梅雨入りが発表されたのち、雨がほとんど降っていない信州。中休みといっても長い気がします。天気予報を見ても、しばらくまとまった雨はなさそうで、農作物への影響が本当に心配です。
エノキタケの生産量日本一を誇るJA中野市が、えのき茸部会の創立50周年を記念して、オリジナルえのき茸丼アイディアコンテストを開きました。212点の応募作品の中からグランプリに選ばれたのは、下高井農林高等学校の生徒が考案した「えのたんのオムハヤシ丼」。健康に良いと大注目のえのき氷入りチキンライスの上に、エノキタケを使ったハヤシソースをかけ、半熟卵をのせた洋風どんぶりです。優勝作品は丼弁当として商品化し、中野市内を中心に6月〜8月に発売されます。さらに、飲食店での提供も計画中だとか。健康にも良くておいしいえのき茸丼、どんな味なのか楽しみですね☆
南箕輪村など上伊那地区(JA上伊那)で、春ブロッコリーの出荷が始まりました。今年は1週間から10日ほど遅れているとのことですが、選果場には生産者が丹精込めて育てた見事なブロッコリーがどんどん持ち込まれています。ブロッコリーは鮮度を保つために氷詰めにされて出荷され、6月中旬にピークを迎えます。
長野市初の野生獣肉の解体処理施設が若穂地区に誕生しました! 脂肪が少なく栄養が豊富で、徐々に普及してきているジビエ(野生鳥獣肉)料理。農業への鳥獣害を防ぐために、地元で捕獲されたイノシシやシカを無駄にせず、新たな資源と位置付けようという試みは各地で広がっています。しかし、捕獲した動物を解体処理する施設は少なく、ジビエの流通量も少ないのが現状。新たな施設の誕生で、ジビエがもっと身近になることが期待されます。
田植え風景がまだまだ見られる信州。食育の一環として田植えや代かき体験を行っている保育園や小学校もたくさんあるようで、田んぼにたくさんの子供が集まって賑やかに作業する様子を目にします。最初は田んぼに入ることに戸惑っていた子供たちも、田んぼに棲む生き物に触れたり、泥に慣れてくると楽しくなってくるようです。
さくらんぼ狩りが始まってますよー(^_^) 長野市の人気直売所、アグリながぬまでは、6月1日から1ヶ月ほど楽しめます。中野市のオランチェ、いきいき館、武六園などでも、赤い宝石のようなおいしいさくらんぼを味わうことができます。
・さわやか信州旅.net さくらんぼ狩り
リンゴ農家は今、摘果作業で大忙し!
花が散り、実がどんどん大きくなる中、どの実を育てて収穫するかを考えながらひたすら実を摘んでいくという「人生の修行」(by 元農事録執筆者 岩垂さん)のような作業です。先月の冷え込みでリンゴにとって厳しい年となりそうですが、摘果は避けて通れない作業。雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、雪ハ降リマセンガ夏ノ暑サニモマケズ、作業は続きます。
来週号からは、400号記念プレゼント企画が始まります! お楽しみに♪
『長野県のおいしい食べ方』400号記念
プレゼント企画のお知らせ
2002年9月に月刊メールマガジンとしてスタートした『長野県のおいしい食べ方』。記念すべ き400号まであと6号! (o゜▽゜)o ちなみに第400号は、2013年7月24日に発行予定です。
この記念すべき400号を迎えられるのは、長きにわたってご愛読いただいている読者のみなさまのおかげ。そんなみなさまへの感謝の気持ちを込めて、『長野県のおいしい食べ方』では、プレゼント企画をご用意しました!
県内各地から選りすぐりの特産品を、抽選でなんと400名様にプレゼントいたします! キャンペーンの特設サイトを6月12日に開設し、 同時に応募開始となります。たくさんの種類の商品をご用意いたしましたので、ぜひご応募ください。詳細は、2013年6月12日に発表します。
[巻頭のカバー写真]先週梅雨入りが発表された日に撮影した、季節を感じる一枚です。晴天が続く信州より、農作物などのためにも雨が降ってほしいという願いを込めて。
*コラムはしばらくの間お休みさせていただきます。