4月になり、かなり春らしくなってきて、冬の間弱々しかった太陽の光が痛く感じるようになりました。
先日、自宅裏の畑をみて
「こりゃいったいどうしたことか」
とびっくり。
昨年秋に種をまいて芽が出たまま冬を越した松本一本ネギと、タマネギの苗の頭の部分が、ちぎられてみんな無くなっているのです。
もちろん自分で摘み取ったわけではありません。
なぜなんだろうといろいろ考えてみました。
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この冬は寒さが厳しい冬でした
思いついた結論は「多分鳥が食べてしまったんだろう」と言うものです。
この冬は、例年になく寒さが厳しい冬でしたし、松本地方も久々にマイナス10度を下回る朝もありました。
そのため、鳥たちも食べる餌がなく、窮余(きゅうよ)の策としてネギやタマネギの青い苗の頭を食べ栄養補給し、飢えを凌いだんでしょう。
近隣の友人2人にもそんな被害がないか聞いてみましたが、「ない」とのこでした。
それにしてもどうして我が家の畑だけなんだろうと不思議です。今まで自分が気がつかなかっただけで、以前からこんなことがあったのかもしれません。
うちの庭の石が動く理由
わが家の庭は、コンクリートで固めたりタイルのようなものを敷いて覆いをしてある訳ではありません。土の上に直径1〜2センチの石の砂利を撒いてあるだけです。そのため、雨が降ったり雪が降ってとけると、ぬかるみ状態になります。
そんな庭ですが、この砂利の石は家の持ち主の意思に関係なくあちこちに動くことをご存知でしょうか? 大雨が降り、その水が流れると当然多少は動きます。ところが、簡単に5〜6メートル動いてしまうことがあるのです。というとなんだか怪談めいた話しのように思われるかもしれませんが、決してそうではありません。
雪が降って積もると雪かきをします。そのとき十分気をつけているつもりですが、庭に撒いた石も一緒にすくい上げてしまい、雪を捨てる位置まで持っていくために動いてしまうと言うのが種明かしです。
松本地域の家の庭は、豪雪地帯とは違いほとんどの家庭で雪を捨てるスペースを庭に確保していません。そのため、生垣の中や歩くのに邪魔になりにくいスペースに雪を持っていきます。そのスペースまでが長いと5〜6メートルの距離なのです。
暖かくなり雪が解けると当然移動した石が生垣の中などに散乱しています。
そのため、それらの石を一個一個拾い集めて、庭に戻します。これがなかなかの労働ですが、春先の仕事のひとつでもあります。
農作業が本格化する松本の4月
周りでは、そろそろジャガイモの植え付けも始まりました。
4月になっていよいよ農作業も本格的にはじまります。
ちょっとした気の緩みや事前の点検を怠ったためなど農業機械による農作業中の事故には十分注意して、今年も事故のない農作業を行ないたいものです。