JA長野県グループが取り組む「信鮮!信旬!キャンペーン」(10月末まで)がスタートしました。
長野県内16JAにある直売所・Aコープを中心に、長野県農業のすばらしさ・豊かさ・おいしさを地域の方に再認識してもらうイベントです。イベント会場では、地元の旬の食材・料理を来場者に振る舞います。
今回は、長野県44番目の道の駅としてオープンした「ヘルシーテラス佐久南」のグランドオープン初日の様子をレポートします。
「食と人との交流広場」としてオープン!
道の駅「ヘルシーテラス佐久南」は、「健康長寿」をテーマにした地域内を結ぶゲートウェイ型「道の駅」です。
「ゲートウェイ型道の駅」とは、地域の観光総合窓口となる「道の駅」のことです。「ヘルシーテラス佐久南」には、「健康長寿」にちなんだスポットや観光施設の相談にのってくれるコンシェルジェカウンターが設置されています。また、料理教室やそば打ちが体験できる加工体験室や、市民や来訪者が気軽に楽しめるイベント等を開催する交流広場もあります。
地域の魅力いっぱいの直売所コーナー
そんな「ヘルシーテラス佐久南」は、7月8日にグランドオープンを迎えました。当日は、佐久市長をはじめ関係者の方が大勢集まり、オープニングイベントが盛大に行われました。
直売所としてはゆったりとした空間に、様々な種類の地元野菜・加工品が並んでいます。
地元のおいしいものを味わおう
まず、地元女性部の皆さんお手製の、キャベツの浅漬けをいただきました。
さっぱりした味付けに、キャベツのシャキシャキ感。冷たいお茶も振舞われ、お茶請けに最高でした。
さて、場所を移すと、松田ファームさんの信州米豚の試食コーナーがあります。
信州米豚とは、名前の通り信州のお米を食べて育った信州のブランド豚です。生産場所は佐久地域。安心・安全を届ける、まさに地元の豚です。信州米豚は通常の豚に比べると、生活習慣病を予防する「オレイン酸」(うまみ成分)を多く含んでいて、さっぱりした脂質の甘みある味わいが特徴です。肥育期に細かく粉砕した玄米を添加した配合飼料を与えることが、おいしさのヒミツ。試食されたみなさんは、口々に「おいしい!」。当然、このような長蛇の列でした。
その他にも、望月高原のむヨーグルトやプルーンの加工品の試食もありました。実は佐久市臼田地区はプルーンの産地としても有名で、サンプルーンという品種の発祥の地でもあります。旬は9月下旬くらいからなので、生食はもう少し先です。
健康長寿メニューをビュッフェスタイルで
そのほか、「ヘルシーテラス佐久南」には、飲食施設「レストラン四季の彩(いろどり)」や軽食コーナーもあります。「レストラン四季の彩」では、地元農産物等を用いた健康長寿メニューをビュッフェスタイルで食べることができます。伺った日には、先ほどの信州米豚を使用した「冷しゃぶ」や佐久鯉のから揚げといったご当地メニューまで、盛りだくさんでした。
地元農畜産物を中心に、まさに旬が味わえる場所。様々な魅力が詰まった道の駅に、ぜひ一度お寄りください。
道の駅 ヘルシーテラス佐久南
- 長野県佐久市伴野7-1
- TEL 0267-78-3383
- TEL 0267-63-3937
- 利用時間 9:00~20:00(公衆トイレ・駐車場は終日利用可)
■アクセス
中部横断自動車道佐久南インター下車1分。
北陸新幹線「佐久平駅」より車で15分。