地元農畜産物の魅力を再発見してもらおう! と開催中の「2018信鮮!信旬!キャンペーン」、今回のテーマは「リンゴ」です。
安曇野市にある「安曇野スイス村ハイジの里」で開催されたイベントの様子をご紹介します。
安曇野の風土がおいしさの決め手
北アルプス山麓に広がる安曇野は、流れ出る清流によって作られた扇状地で形成されています。河川によって堆積した肥沃な土壌で覆われ、降水量が少なく、日照時間が長いこの地域は、標高も600〜700mと高く、おいしい果物ができる好条件を備えています。リンゴは雨が少なく、昼と夜の温度差が大きいほど果肉が引き締まり、甘味がのるといわれています。取材で伺った日は、「シナノドルチェ」「紅玉」「あずさ」「トキ」などの品種が並んでいました。これから、「秋映」「シナノスイート」「シナノゴールド」の「りんご三兄弟」や「サンふじ」など、品種のリレーが続きます。季節や品種による味の変化を楽しむのもオススメです。
JA長野県農産物応援大使の末吉君
リンゴの試食は子どもたちにも大人気
リンゴのほかにも、ブドウやナシ、キノコのプロが持ち込む天然キノコ、新米が並び、天候不順で高値が続いている野菜も比較的安価で購入できると人気でした。
ほぼ毎日イベントを開催!
県内最大級の敷地面積を誇る安曇野スイス村ハイジの里は、果物や野菜のほかにも、その場で精米機にかけて精米した「今摺り米」の量り売り、金沢からとれたての魚介類が並ぶ鮮魚コーナー、お土産にも最適な加工品など品揃えも充実しています。
直売所に出荷する生産者会員はおよそ600名おり、毎日100名ほどの方が出荷しています。生産者は「安曇野スイス村ハイジの里」と書かれた赤い帽子をかぶっているので、おいしいリンゴを選ぶコツや、珍しい野菜の調理方法など、生産者に直接聞いてみるのもいいですね。そして、ほぼ毎日イベントを実施しているので、いつ来てもお得にお買い物ができます。この日は、リンゴの試食のほかに、新米の試食、JAあづみ女性部によるポリ袋で真空調理した「切り干し大根のささ身トマ和え」の実践・試食、カラフル巻きずしの展示がありました。
今の時期はリンゴ詰め放題が人気。なくなり次第終了なので、お早めにお出かけください。イベントの詳細は、JAあづみWebサイト内の直売所ブログをご覧ください。
安曇野スイス村ハイジの里
- 長野県安曇野市豊科南穂高5566-1 安曇野スイス村内
- 営業時間 9:00~18:00
■アクセス
長野自動車道安曇野インターより県道310号を北へ直進4分。