原田さんの農事録
[原田さんの農事録]

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第44回

 

 

Mt. Asama Dairy Farmer's Diary

●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴14年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

 

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日、暑い日が続いております。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

(・・?

水分補給や温度管理など

気を付けなければいけないことは

ありますが

体調管理には気を付けて

この暑い夏を乗り切って行きたいものですね。


 




て、400号キャンペーンに応募下さりました沢山の方々には


お礼を申し上げます。


そして幸運にも当選された方々におかれましては


おめでとうございます。


o(^^)o


『美味しくいただきました!』というお手紙までいただき


私もうれしく思いました。


本当にありがとうございます。


是非からもよろしくお願いいたします。


m(_ _)m


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この季節の味覚


とうもろこし


甘くて美味しいですよね


採り立ての新鮮なとうもろこしはまた格別な美味しさがあります。


もろこし好きな方々にはたまらない季節ですね。


私たちが食べるとうもろこしは通常「スイートコーン」と呼んでいます。


このスイートコーンは「スイート種」と呼ばれています。


そして通常、牛さんたちの飼料になるコーンは「デント種」と呼ばれています。


この他にも「ワキシー種」や、


「ポップ種」と呼ばれている物もあります。


これらの多種多様なコーンは実の形が違ったり、


実のデンプンの形態がそれぞれ違います。


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スイート種は糖質デンプンを多く含んでいるため


私たちが食べた時に甘くて美味しい〜


と感じます。


茎の丈も150センチくらいと低いのですが


飼料用のデントコーンは200センチ以上にもなります。


品種によって茎の丈も様々です。


またデントコーンは硬質デンプンと軟質デンプンが多く含まれていて


私たちが食べてもあまり甘くは感じないので美味しいと思う方は少ないかもしれません。


茎も太く長く、実も大きいので、収穫を考えると


飼料用に適した品種という事なのでしょう。


ポップ種はその名前からポップコーンを連想される方も多いと思います。


ポップコーン等になる(爆裂種の)もろこしです。


こんないろいろな種類がある中で私たちは甘くて美味しいとうもろこしを


旬の味覚として楽しんでいるわけです。


ある意味、すごい贅沢な感じもします。


季節限定の美味しさだけに満喫したいものですね。


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日中は暑い陽気が続いておりますが


もう少しすれば秋の陽気もやって来る事と思います。


フルーツの美味しい季節がやって来ます。


お米の収穫の季節も直ぐそこまで来ています。


日本中が収穫祭シーズンに染まる秋ですが、


皆様が残暑に体調を崩されない事を祈っております。


美味しい秋を満喫しましょうね。


o(^o^)o




あわせて読みたい:

 ・原田さんちの親子2世代酪農農事録 過去記事



 

この記事を書いた人

原田紀男さん・貴信さん

酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭~50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴15年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

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