原田さんの農事録
[原田さんの農事録]

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第31回

 

 

Mt. Asama Dairy Farmer's Diary 07 Mid Summer

●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴14年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

 

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雨が明け
暑い夏が続くのかと思ったら
( ̄▽ ̄;)...
安定した晴れの天気は...
続きませんねぇ
大雨注意報が頻繁に出る程の天気が
何日も続いています。
梅雨が明けると安定した
暑い日が続くと思っていたのに
困ってしまいます。
ここまで雨が続くと...
(-_-;)仕事が順調に終わりません。
困ったものですね。


 

 



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れは7月上旬の飼料用のもろこし畑の写真です。

あちらこちらに

もろこし以外の雑草が目立ちます。

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雑草の成長はとても早く、

このままほったらかしにしておくと

あっという間にもろこしよりも大きくなって

もろこしを覆ってしまいます。

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そうなると、とうもろこしは日光を浴びれなくなり、

良質な飼料に育つことができなくなってしまいます。

そこでこの雑草退治のために、

トラクターで除草剤の散布をします。

20120724_ha_7.jpg

野菜畑で野菜の消毒をしている

同じような光景を見た事がある方も

多いと思います。

野菜畑で散布しているものは

野菜を食べてしまう虫を駆除するための殺虫剤や、

雨降りなどで湿度が高くなったりしたときなどに

発生しやすい野菜の病気を予防するために

殺菌剤などをまいているのです。

うちの場合はとうもろこしの回りの雑草退治のために

除草剤というわけです。


syodoku.jpg


使用する目的によって

散布するものも違っていますが、

( ̄▽ ̄;)除草剤を散布した防除機で

野菜の消毒とかして、もし薬が残っていたら...

そう考えると除草剤を散布する機械は除草剤専用で、

野菜の消毒とかの散布機は消毒専用

というようになってしまいます。


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どんなに綺麗に掃除しても

どこかに残っているのが機械ってやつで、

(^-^;まあ

年末の家の中の大掃除と似ている感じです。

(-_-;)きりがない!



こ最近は私は近所の方に頼まれて

蕎麦の種まきをしています。

これが蕎麦の実、

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そしてこれが種を巻く機械です。

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トラクターの後ろに付けて撒いてます。

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9月になれば一面真っ白な蕎麦の花に覆われて、

綺麗な花畑になります。

毎年、小諸市では

蕎麦の花に囲まれているステージで

愛を叫ぶイベントもやってます。

そうこう言っているうちに

新蕎麦の季節になってしまうんですけれどね。

o(^o^)o





 

この記事を書いた人

原田紀男さん・貴信さん

酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭~50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴15年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

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