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趣味にも農業にも全力投球!男前なりんご農家さん

男前百科

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ひたむきに頑張る人は、理屈抜きに男前!
信州の農業を担う次世代のリーダーとして歩み始めた若者たちのライフスタイルとは!?
志を持って農業に情熱を注ぐ、『若手男前農家』のオンとオフのありのままの姿をシリーズでご紹介します。

「お客様の要望に応えられるリンゴをつくりたい」
そう語るのは、笑顔がとっても素敵な浦野明子さん。農業を始めてから早20年目、おじいちゃんおばあちゃんから受け継いだリンゴの木を大切にするリンゴ農家をご紹介します。

 

男前百科 SEASON3 vol.7
長野市 浦野明子さん

直売店が連なる「信州りんご発祥の地」

長野市街地から北東へ向かう国道18号・愛称「アップルライン」の沿線一帯に、細長く続く集落「長沼」があります。「アップルライン」の名のとおり、辺り一面にリンゴ畑が広がり、農家のリンゴ直売店が軒を並べています。長沼は「信州りんご発祥の地」とも言われています。

八百屋の家で育ったという明子さんは、長沼でリンゴ農家を営む義父母との同居を機に農業を始めました。育児に急がしい頃はおばあちゃんが中心になって作業をしていましたが、おばあちゃんから農業を学び、10年ほど前からは明子さんが中心になって行っています。およそ30aの畑で、7種類のリンゴを栽培しています。取材でうかがった時期は、主力品種であるサンふじの収穫をしていました。

 

「農業は、1から自分で育てていくもの」

明子さんは、「リンゴ栽培は草刈りや葉つみなど、なかなか成果の見えない作業が多いけれど、リンゴが赤く色づいてくると嬉しい」と言います。「農業は、1から自分で育てていくものだから」と。お客様の要望に応えられるように、リンゴを収穫・量を確保するのはもちろん、近年人気のある苗木を新たに植えるなど、新しいことにもどんどん挑戦しているそうです。

「リンゴを販売するだけではない、お客様とのつながりも嬉しい」そうで、常連のお客様から届く注文FAXには近況報告も書かれていて、今年も元気に過ごされている、と安心できるそうです。リンゴを発送した後に、お礼の電話や手紙、時にはご当地の産物を送ってくださる方もいるそうで、リンゴを通じた絆が生まれています。

浦野家の食卓では、ヨーグルトサラダ、カボチャサラダ、豚肉とリンゴ入り蒸し野菜など、いろいろな料理にリンゴを入れます。リンゴを少しだけレンジでチンすると、やわらかくなってお料理に合わせやすいそうですよ。仕事に行く旦那様の送迎と愛妻弁当は欠かさないという明子さんの作るお弁当には、愛情かけて育てたリンゴがたっぷり入っています。

 

地域農業の発展に楽しく貢献

←「親鸞聖人御絵伝」長沼公民館で販売中(1000円)

「時間をうまく使いながら、自分の好きな趣味もできるのが農業のよいところ」という明子さんは、長沼きり絵グループ会長を務め、仲間とともに40枚の切り絵からなる「親鸞聖人御絵伝」の大作を完成させました。また、長沼こまち太鼓のメンバーでもあり、東日本大震災で被災した福島県の高齢者施設に毎年訪問し、太鼓の演奏とともにリンゴジュースなどを届けているそうです。地元農協のJAながの女性部長野平支部副支部長も努めるなど、地域農業の発展にも努めています。

 

JAながの女性部長沼地区は、農産物直売所「アグリながぬま」で、毎月第3土曜日に季節の野菜を使った試食会を開催しています(試食会の日程は都合により変更となる可能性があります)。明子さんも当番で参加しているそうですので、近くにお越しの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

■JAながの農産物直売所「アグリながぬま」
住所 〒381-0003 長野県長野市大字穂保274-1
TEL 0120-193-054

1480431600000

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