【直売所レポート! No.22】
JA佐久浅間直売所「みどりのひろば軽井沢」(軽井沢町)
日本を代表する避暑地・軽井沢。雄大な浅間山の南麓に位置する標高950~1200mのエリアは、軽井沢高原とも呼ばれ、高原野菜(レタス、キャベツ、白菜など)の産地です。
昼夜の寒暖差が大きい気候により、甘くておいしいトウモロコシも収穫できます。
※トウモロコシにはお菓子用のポップコーン、コーンスターチ用のデントコーンなど種類があり、一般的に食用されるトウモロコシはスイートコーンと呼ばれるものです。本記事での「トウモロコシ」はスイートコーンを指します。
間もなく収穫!
トウモロコシの畑にお邪魔しました
トウモロコシの生産者市村栞さん
JA佐久浅間直売所「みどりのひろば軽井沢」で店員として働きながら、直売所に野菜も出荷している市村栞(いちむら・しおり)さんの畑にお邪魔しました。
市村さんはお父様が高原野菜農家。お父様の空いた土地に本年度は約4000本のトウモロコシを植えました。
「直売所に並ぶトウモロコシのほとんどは高原野菜農家が空いた土地で栽培したり、趣味で栽培しているものです」
収穫間近のトウモロコシ。一本一本手で触り、粒が詰まっているかを確認して収穫します。
トウモロコシは収穫してから鮮度とともに糖度もどんどん落ちてしまいます。
「とびきり新鮮な朝どれトウモロコシが手に入るのは直売所ならではの魅力ですね」
新鮮な高原野菜がそろう「みどりのひろば軽井沢」
「みどりのひろば軽井沢」は、JA佐久浅間軽井沢支所の西側に位置し、新幹線「軽井沢駅」のひと駅隣、しなの鉄道「中軽井沢駅」から徒歩3分のところにあります。引き続き市村さんに案内していただきました。
店頭にはたくさんの花が並びます
入口には柔らかくて甘い高原野菜が並びます
7月下旬から8月末まで朝どれトウモロコシが並びます。
多いときは7品種以上もの品種が並ぶのも魅力の一つ。
品種によって、トウモロコシの大きさや粒の色、食感、甘味などが変わります。
「お目当ての品種がある方や品種ごとに食べ比べがしたいというお客様が多いので、品種の説明書きをトウモロコシ売場に貼ってあります」
トウモロコシは開店すると飛ぶように売れるので、お早めにお買い求めください。
トウモロコシのおすすめの食べ方
市村さんにトウモロコシのおすすめの食べ方を教えていただきました。
「生で食べられる品種もありますが、おすすめは蒸すことです」
トウモロコシは鮮度とともに糖度が落ちるため、購入したらすぐに蒸すのが極上のトウモロコシを味わうコツです。
薄皮一枚残したトウモロコシ
薄皮一枚残したトウモロコシを一本、耐熱皿に載せてレンジで4分間(500w)(※)加熱すると、簡単に蒸しトウモロコシが完成します。
※時間は目安です。トウモロコシのサイズやお好みに合わせて調節してください。
ぜひ、みどりのひろば軽井沢にて軽井沢産の朝どれトウモロコシや高原野菜をご購入ください。
みどりのひろば軽井沢
- 長野県北佐久郡軽井沢町長倉2966-1(JA軽井沢支所西側)
- 営業期間 4月下旬~12月中旬
- 営業時間 9:00~15:00
- TEL 0267-45-5086
- 定休日 水曜日