こんにちは。セルリーの平出です!
厳しい残暑が終わって一瞬で秋に入り、すっかり寒くなりましたね。あまりの寒暖差に久しぶりに風邪をひきました。みなさんもお気をつけください。
犬はおうちで暖かそうです…。
さて、米の収穫が終われば、我々セルリー屋さんはワラの回収で大忙しです。
ワラの回収は「ベーラー」と呼ばれる機械で行います。
我が家のベーラーは「ロールベーラー」と呼ばれるもので、円柱の形にして集めるタイプです。ほかにも「ヘーベーラー」と呼ばれる四角柱の形になるものもあります。
このロールケーキのようなワラは、もしかしたら牧場なんかでお馴染みかもしれませんね。
来年の分を、もうこの秋に手に入れているという寸法です。
自分たちの田んぼではとても足りず、わざわざワラを買いに、ほかの人の田んぼまで行って回収させていただいています。
これをどこに使うのかというと、そう、セルリーの通路に敷いているのです。
セルリー畑でのワラは主に泥除けとして使われます。
水を大量に使うので、セルリーに泥が跳ねかえってしまうからです。
また、保湿や地温を下げる役割も果たします。最後は堆肥になるので、土に混ぜます。
このような目的のために、ワラを通路に敷くことにしているのです。
今まで紹介してきませんでしたが、しれっと、すべての通路にワラが敷いてあります。気になる方は、ぜひ過去の記事で畑の写真を見てみてください。
このように、いろんな農家同士で持ちつ持たれつやっているのが今の農業です。
もっとさまざまな人と協力していかなければ、今のような生産は段々できなくなってしまいます。
ぜひ、みなさまの知恵とお力をお貸しください!
では、今回はここまで。また次回の農事録でお会いしましょう!