こんにちは。セルリーの平出です!
大寒波接近中です。みなさま、寒さ対策を!もう地球寒冷化ですよ、これじゃ。予報では原村はマイナス15℃の予定です(執筆しているのは19日です)。
この時期の畑
来シーズンの準備が少しずつ始まりました。最初のハウスをきれいにしました。
育苗ハウス
来シーズンのダンボールをトラックの奥にスタンバイ完了!
倉庫
待機中のトラクター
さて、今回は産地の課題「連作障害」についてお話ししたいと思います。
そもそも連作障害とはなんでしょうか?
これは同じものを毎年生産していると、どこかのタイミングでいきなり成長が著しく悪くなり、最悪生産できなくなってしまうことです。
なぜこんなことが起きるのか?
これは菌が原因とされています。同じ作物を生産し続けると土の中の菌が偏っていきます。
このバランスが悪くなり、その作物にとって良くない菌が一定の値を超えると、成長できなくなってしまうというカラクリです。
いろんな対策方法がありますが、有名な一大産地のみなさんがこの課題に取り組んでいると思います。
我が家では2毛作、緑肥、殺菌剤、土地を休ませるなど複合的な対策をとっています。
しかし、50年以上やっていると、これだけやっても完全に防げるわけではありません。
最近は「持続可能な〇〇」というのがキーワードで、農業ももう少し取り組むべきですが、生産量を減らすわけにはいけないという葛藤です。
気になること、ご意見あったらコメントお願いします。
今回はここまで。また次回の農事録でお会いしましょう!