めぐみさんの農事録
[めぐみさんの農事録]

ド新米農家Girl めぐみさん農事録 第34回

 

めぐみさん農事録

 

めぐみさん農事録

 

雪解け・・・じわじわと忙しくなってまいりました。

昨年のような大雪に見舞われることなく、
雪解けも進んでいる山形村。

春はその年に収穫する作物を植える前に、
美味しい野菜に育つよう、畑に必要な肥料をたっぷり入れます。

土づくりのために我が家で1年間に使用する肥料は、
総量約4,000キロ!!!

もちろん、それぞれ作付け面積や、その土壌の土の成分、
作る農産物によって肥料の量や種類は異なりますが、
私は農家になって本当にびっくりしました、この肥料の量・・・。

松本に来て、リンゴ作りの勉強をしていた頃、
果樹園に堆肥や肥料をまくことはありましたが、
果樹園の場合は、木を植えている部分以外は、
消毒散布のための車や高所作業機などが走るため、固く踏み固められていて、
多くの果樹園では、芝を植えて、雑草が出ないようにしてあるので、
野菜の畑のように、肥料を混ぜ込んで耕す、という作業はありませんでした。

肥料の量や種類の多さにビックリしたこと以外にも、
果樹園で農業を勉強していた私にとって、野菜の世界に入ってビックリしたこと。

それは、これ・・・です。

めぐみさん農事録

 

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畑の中を歩くのがとってもキツイ!!!

果樹園では芝刈り機で刈られた芝の上を歩きながら作業していたので、
雨が降った後や雪解けの後でも、乾いているときとさほど変わらず歩けます、が!、
ふかふかの野菜畑は乾いているときはふかふかで歩きずらいんです。

ふかふかならまだしも、雪解けの今、長芋の春掘りをする足元は、
なまりをつけているかのよう・・・。
このグチャグチャドロドロの中、長芋の入ったコンテナを持って歩くと、
それだけでもう、かなりの疲労感です・・・。

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このドロドログチャグチャの長芋畑に、もし、この2歳児を連れていったら、
おそらくものの5分で転んで泥だらけになり、
大泣きして連れて帰ることが確実、なので、笑、
ネギの育苗を手伝ってもらっています。

イヤイヤ期最高潮!ではありますが、機嫌のよいときはこうやって
『自分、できる!!!』といって、頑張ってくれていますよ♪

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でも、すぐに「疲れた」と言って休んでますけど。笑

この記事を書いた人

唐沢めぐみさん

「大好きなリンゴを作りたい!!」と唐沢めぐみさんは2009年夏に千葉県からやってきました。OL時代は土に全く触れることが無かった彼女は、人と人とのつながりに日々感謝しながら、一から農業を勉強中。2012年2月には東筑摩郡山形村の農業青年、康裕(やすひろ)さんと結婚しました。Iターンで農家になった、唐沢めぐみさんの農事録です。

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