とにかく今月がりんご農家にとっては最も忙しく、大事な時期でございます。
メインの収入源である、サンふじの収穫と出荷の時期。
農事録を執筆している今日、ほとんどの収穫を終了することができました。
なんとかなったかなあ。
自分のブログ「りんご屋さん弐七農園」やFacebookページを更新する時間がほぼ取れず、多方面にご心配をおかけしております。。。って先月も書いておりました。進歩しておりません。
今月も、忙しすぎるだけで、生きております。
今月も、こちらの農事録をもって代えさせていただきます。
今月も、自分の日誌すら書けておりません。５年日誌を楽しみに埋めているのに、もう嫌んなっちゃう。
しかし今年のサンふじは美味しい。（急ですが）
近所の生産者の多くが「今年は蜜入りがまばらだねえ」と言っているのですが、うちは未熟果以外のサンふじを切ってみれば１００％蜜入り状態。
どうしたわけでしょう。
影になる下の方に生っていた、赤色が薄いりんごでさえ、しっかりと蜜が！
そして、美味しい！（しつこい）
畑で、鳥が食ったりんごを見つけては、間接キッス（菌的な意味で危険）にならないように食べておりますが、びっくりするくらい美味しいのでございます。
もしかしたら、今年から肥料として採用したカツオエキスが良かったのかもしれません。（確証はありませんよ！）
それか、不足していたから撒きまくった苦土（クド・酸化マグネシウム）が上手に作用したか？
ま、苦土が作用して、土中窒素をグングン吸ったサンふじの木が暴れまくってしまい、未熟りんご（青実）がたくさんあるのは事実ですけれど。。。
そのせいか、完熟りんごのサイズが、昨年よりも2回りほど大きい！
贈答品の見栄えがすごく良く、作りやすい気がいたします。
今朝、急に頼まれた贈答品を作ろうと、大玉をパックに詰めて、箱に入れたら蓋が閉まらず、驚いてしまいました。
重量を計ると、10kgの商品なのに箱を除いても12kg以上！
1個が450gもあったのですもの。そりゃ閉まらんわ。
もう1サイズ大きいパックに入れ替えてなんとかふたを閉めましたが、それでも11.5kgありました。
先日、サンふじのオーナー様方がいらっしゃって収穫されていきましたが、大きさと美味しさにびっくりしておりました。
嬉しい！
ただのりんご狩りではなく、実が小さく緑色のころに選びに来て、成長過程を写真で追えるのが本当に楽しかったようです。
こちらの狙い通りの楽しみかたをしていただけると嬉しいものでございますね。
さて、これから家の中に溜めこんだ上品サンふじを発送していきます。
ありがたいことに、たくさんのご注文をいただきまして、完売状態。足りるのか心配なくらいでございます。
サンふじの贈答品は営業がいらないといいますが、本当ですね。全く営業せずとも勝手にお客様が増えていきます。
しっかりと美味しく美しいものを発送して、信頼を強めていかないといけません。
（実は、昨年ハネだし品の注文に応えたりんごが美味しくなかったということで、注文を大量に失ってしまいました。猛省しないと。）
気を抜かずにがんばります！
りんごジュースは、新たにシナノスイートがラインナップに加わり、にぎやかに展開。。。中。。。と言いたいところではございますが、サンふじで忙しく、現在発送を待っていただいております。
実はシナノホッペのジュースもすでに出来てはいるのですが、ジャケットデザインができておらず、世に出るのを待っている状態。
サンふじの発送が終われば大量のサンふじジュースが追加される予定。
今年何種類つくったのかな。。。
今月の坊のコーナー。１歳７か月。
やんちゃ度が増してきまして。わがままも言い出すようになりました。
相変わらずりんごは大好きで、「りんご、りんご、りんご」と言っております。「ぴかん」（みかん）「たち」（梨）も好きですが。
最近はオムツを袈裟かサリーのように被るのがお気に入り。
保育園のお友だちの名前もなんとなく言えるようになり、日ごと成長を感じさせてくれます。
大変だけれど面白いですね。
いつも以上に散らかった文章になってしまいましてすみません。
日々の畑・りんごの様子やもろもろは、ブログ「りんご屋さん 弐七農園」もご覧ください。（更新できておりませんが。）
webショップもご覧ください。
ではまた来月、お会いいたしましょう。
古田然さん
北アルプスのふもと安曇野市三郷小倉で3年間の研修を経て、2017年にりんご農家として独立した古田然さん。
農業が好き！ 人が好き！ 地域が好き！ な古田さんが、安曇野の暮らしをつづります。
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