朝から晩まで「芍薬まつり」!
先月もここで載せた芍薬が6月上旬に出荷のピークを迎えました。
今年は3年前に定植した4種類の芍薬も出荷できるようになりましたが、開花時期がほぼ同時なので、早朝から夜まで「芍薬まつり」状態です(笑)
芍薬はその品種で蕾の開き方が異なるので、出荷用に切るタイミングが難しいのです。
早すぎてもダメ、遅くてもダメ、小さくてもダメ、短すぎてもダメ、細すぎてもダメ、と畑の中で丁度良いものを探して切り出します。
また、咲き始めると一気に咲くので、早朝に切って、昼に切って、と大忙しの日々が続きました。
そんな事で出荷中は蕾しか見れませんが、畑や花瓶で大輪を咲かせた時には嬉しくなります。
それでは、我が農園で出荷した芍薬を開花した状態で紹介します。
ポーラフェイ
コーラルチャーム
さつき
信濃の春
千曲の春
白雪姫
民宿×農家のコラボで「芍薬刈りツアー」
出荷が終わり、畑で育成用の芍薬が咲き乱れる頃になると、毎年、地元の民宿と提携した「芍薬刈りツアー」で観光客が畑に訪れます。
好きな芍薬を欲しい本数だけ自分で切って持ち帰るというツアーで、毎年楽しみに来てくださる県外のお客さんもいます。
民宿はシーズンオフ時に来てくれる大事なお客さん、農家も出荷の終えた芍薬を自分で切って買ってくれるお客さんと、民宿とコラボすることで農家も観光に役立っています。
出荷を終え開花した芍薬畑
芍薬の出荷が終わり、しばらく経つと「竹島ユリ」が始まります。
竹島ユリは昨年、霜の被害に遭ってしまい出荷数が少なく、市場から「今年は期待しています!」と言われているプレッシャーのかかった花。
今年は霜の被害もなく、良い竹島ユリが出荷できました。
竹島ユリは首が弱く、気を付けないと蕾部分がポロッと落ちてしまう事があるので扱いには気を使います。
竹島ユリ
体調管理にお気をつけください
そんな出荷ピークの忙しい時に、なんと熱中症になってしまいました。
連日寝不足の中、炎天下で仕事中に何かボーっとすると思い、熱を計ってみると37.5℃。
しばらく体を冷やし休んでいましたが、熱が上がり、呼吸が苦しくなり、手がしびれて硬直してしまったので、病院の夜間受付へ行き、点滴を打ってもらい楽になりました。
翌日、熱も下がったので月1回のリウマチ診察へ行くと、採血検査で異常な数値を示しているものがあったため、MRI、CT、心電図、喉カメラなどの検査を受ける事となりました。
どこにも異常は見つからなかったのですが、大事をとって直ぐ入院する事になり、1週間も入院生活をおくることとなってしまいました。
1日中点滴を5本打つのですが、本人は元気なので暇で暇でしょうがありませんでした。
結局原因がわからず数値も下がったので検査入院のようなものでした。
今は全く元気ですが、皆さんも熱中症には気を付けてくださいね。
点滴注入中・・・
6月は次男の小学校の運動会もありました。
そして私の誕生日もありました。
また歳をとってしまいましたが、新たな気持ちで健康に気をつけて、仕事に、プライベートに、充実した日々をおくりたいと思います!
次回は、地元の美味しい食べ物の話をする予定です♪