2018年から始まった齋藤さんの農事録「おいしいビールと農産物のある暮らし」が2021年1月をもって終了します。
最終回を記念して、齋藤さんがつくるクラフトビールの紹介をします!
すべてはおいしいビールのために
ホップ畑
齋藤さんが運営する株式会社エイトピークスは、八ヶ岳の麓にある醸造所で、ホップの生産からビール醸造、販売までを行っています。さらに、齋藤さんの「ビールをおいしく味わうには環境が大切」という思いから、クラフトビールに関するイベント運営などにも積極的に関わっています。
イベントの様子
そもそもクラフトビールとは?
麦汁づくり
最近お土産売り場などで見ることが多くなっているクラフトビールですが、クラフトビールとは何なのでしょうか。大まかには、大手ビールメーカー以外がつくったビールという定義がされているそうです。
クラフトビールは種類が多く、醸造方法や原料に個性的なものがあるのが特徴です。
その種類(ピルスナーやペールエールといったビールのスタイル)は世界中でなんと100種類以上にもなるのだとか!
飲みたいビールがきっと見つかる
お店で選びやすいように、齋藤さんに代表的なものを3つ紹介してもらいました。
上記3種をエイトピークスの商品で例えると...。
●ヴァイツェン
Meta Wheat Ale(めたうぃーとえーる)
フルーティな香りと爽やかな味わいで女性でも飲みやすいビールです。
「めた」とは諏訪地方の方言で「すごく」「どんどん」という意味です。
●ペールエール
Yai Yai Pale Ale(やいやいぺーるえーる)
ホップの香りがガツンときて苦味のあるビールです。
「やいやい」とは諏訪地方の方言で「すごく」「どんどん」という意味です。
●スタウト
Samyde Stout(さみーですたうと)
カカオのような深い薫りとコクがあります。
「さみーで」とは諏訪地方の方言で「寒いから」という意味です。
八ヶ岳産ホップ100%使用のオリジナルビール!
Quocoira Ale(ここいらえーる)
「ここいら」とは「このあたり」という意味の方言です。
その名のとおり、エイトピークスのある八ヶ岳の麓で採れたホップを100%使用しています。
収穫したホップ
さらに、ビールは基本的に乾燥ホップを使用しますが、Quocoira Aleは生のホップを50%使用しています。生のホップを使用することで「これがホップ?!」と驚くような、花や桃を思わせるフルーティな香りがします。香りを楽しむにはワイングラスで飲むのがおすすめです!
エイトピークスのビールはオンラインショップで購入できるほか、白樺湖やビーナスラインなどがある蓼科エリアのお土産屋さんで販売されています。
機会があったらぜひ買ってみてください。
齋藤さん、約2年にわたり、農事録を執筆いただきありがとうございました。
これからも頑張ってください!