神田さんちの農事録 第11回

※長野県下水内郡豊田村在住のりんご農家・神田茂貞さん(37歳)が、月々の農事を綴ります。

最初に台風23号の水害並び中越地震災害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

我が家も、10月21日の千曲川の増水、氾濫により、ふじの畑100aの内30aが冠水し、大きな被害となりました。現状、食の安全安心の観点から、冠水園のりんごは一切出荷はいたしません。現在は、冠水しなかった園の収穫前管理に家族皆で全力であたっているところです。

冠水した園では、来年の樹体への影響を少しでも軽減するため、ゴミの排除、樹体の洗浄をおこない、病気予防のため、薬剤による散布を実施いたしました。

この際、JA青年部有志、JA職員、援農ボランティアの皆様の協力のお陰で、何とか片付けることができ、この場をかりお礼申しあげます。また、特に被害が大きい園については、現在畑に入れませんので、来期に向け、桃やプラムへの品目転換を検討中です。

11月は、サンふじの収穫期です。我が家では15日(月曜日)頃から収穫予定です。今年の果実は、度重なる台風の影響で、枝ずれなどが例年より多く見られ、秀級クラスの出荷量はかなり少なくなりそうです。しかし、味は、ここ数日の低温に加え、日中は晴天に恵まれて、上々のできとなっております。

完熟品での収穫となりますので、本年も援農ボランティアの協力を得ながら、12月5日頃には収穫を終了する予定です。

一年かけ育てた成果です。いろいろな災害に遭遇した年ですが、元気を出すためにも、楽しく笑って収穫したいと想います。

長野県の気候・冬の特徴(長野地方気象台)

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