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信州の穫れたてのトウモロコシは今が旬だぞ

cornseason.jpg梅雨明け直前。まもなく夏本番です。夕涼み、夏祭り、花火大会、山や湖や川でのキャンプ、そうした場所でとかく身近になる食べ物といえば、やはり「トウモロコシ」でしょう。信州各地の高原から毎朝届けられる"甘くておいしい夏の味覚とうもろこし!"も、待ちに待った旬を迎えました。茹でて、焼いて、蒸して、さあたくさんお食べください。

日本人とトウモロコシ
トウモロコシの原産地は中米メソアメリカあたり。彼の地ではいのちを与えてくれる聖なる穀物として先住民によって非常に古くからさまざまな種類(下図)が栽培され食用にされていました。コロンブスによってヨーロッパに紹介され、日本には南蛮交易の時代の16世紀後半に渡来したといわれますが、一般に普及しはじめるのは明治に入ってからのこと。

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トウモロコシはひとつではない
トウモロコシにはいくつかのタイプがあり、その主なものを紹介すると、デント種は種実が馬歯型で飼料用等に用いられます。フリント種は硬粒種(かたつぶしゅ)と言って食用です。ポップ種は内部に水分を含み加熱すると爆裂するので、おなじみのポップコーンとして食用になります。さらにスイート種(甘粒種)は、フリント種と異なり、種実のもつでん粉化酵素が少なく種実が成熟しても炭水化物は糖の状態で残り、甘味が豊かな種類。昔はフリント種の未熟な種実を茹でたり焼いたりして食べていましたが、現在は、食用はスイート種を食べたり、缶詰に加工しています。この品種群を通常スイートコーンと呼びます。

バイオ・フューエルもトウモロコシ
種子に含まれるでん粉を抽出したものはコーンスターチと呼ばれて病後の回復期の栄養分の補給としても利用されます。一般にとうもろこしの毛と称される雌花の花柱は、集めて日干しにして南蛮毛(なんばんもう)と言われ、カリウム、ミネラルを含み利尿作用を高めて体のむくみを除く効果があります。種子はまた発酵原料としてビール、ウィスキーの醸造、アルコールの製造原料等幅広く利用されます。最近は、地球温暖化問題でにわかにバイオ燃料への用途も注目されてきました。

信州の夏のトウモロコシ
このようにあらゆる所で引く手あまたのトウモロコシ! でも今はまず、穫れたての信州高原のとうもろこしをまるかじりして、大地のエネルギーを身体に取り込み、短い夏を存分にお楽しみください。

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