野菜

暑い夏はオクラで乗り切りましょう

060705-13.jpg7月ともなると蒸し暑い日が続きますが、夏バテなどしないように野菜をしっかりいただいて元気に乗り切りましょう。特に、この時期から旬となる熱帯性植物のオクラがおすすめ。もともとエジプト原産で、西アフリカで「オクラ」と呼ばれていたものがアメリカ南部に入って英語で「Okura」となり、そのままの名前が日本でも使われているのですね。アメリカ南部では別名を「淑女の指(レディフィンガー)」とか「ガンボ」とも呼ばれます。日本伝来はアメリカからで幕末の開港後で、西日本が主要な産地になっています。長野県は主産地ではありませんが、栄養価が極めて高いことから農家は自家用にこれを栽培するケースが多く、最近では直売所などにもよく出回るようになりました。

オクラは直売所の人気者
長野市屋島の丸山昭和さんは2年前からオクラを作り、JAながの農産物直売所「アグリながぬま」で販売しています。草丈50cmほどのオクラは実がなりはじめ、7月からは毎日収穫ができます。夏から秋まで成長を続け、人の背丈より高くなり2mくらいに伸びるそうで、霜にあたり枯れてしまう11月まで収穫できるそうです。「オクラはとても人気で、すぐ売れてしまいます」と丸山さん。ちなみに丸山さんは、キュウリも栽培しており、長野県の「環境にやさして農産物」(30%の減農薬・減化学肥料での生産)の認証を受けています。

オクラの花

オクラはアオイ科トロロアオイ属の植物で、夜から朝にかけてハイビスカスに似たクリーム色の花を咲かせます。原産地はアフリカ北東部で、熱帯では多年草ですが、霜に弱いため日本では1年草。開花後、先が尖った5cm〜10cmの断面が5角形の実をつけます。沖縄では断面が丸い品種もあるそうです。この実をいただくのですが、大きくなりすぎると木質化して固くなります。

夏バテ解消の特効薬
日本へは幕末の開国直後にアメリカから持ち込まれましたが、本格的に普及したのは40年前ぐらいから。赤いオクラや、花をいただく花オクラなどもあります。オクラ独特のあのぬめりは、ガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物繊維で、ペクチンは血糖値の急上昇を抑える効果があり糖尿病の予防にも効果的。カルシウム、カロチン(ビタミンA)、ビタミンCなども含まる「総合栄養食品」のような野菜で、夏バテ解消にはもってこいなのです。

060705-11.jpgオクラは収穫後日がたつと角が黒ずんでしんなりして来ます。緑色が鮮やかで、表面のうぶ毛が立った、新鮮なものを選びましょう。農産物直売所で地物・朝採りをねらうと良いでしょう。

オクラ・レシピ
調理は塩で板ずりしてうぶ毛をとり軽くゆでて水にさらし、刻んだものにかつおぶしと醤油をかけたものが簡単でおいしいく、冷奴にのせてもグッド。それ以外にも天ぷらにしたり、刻んだ長いもや湯がいたえのき茸・なめこと和えるねばねばコンビネーションも、おいしくいただけます。

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