ゴールデンウィーク直前、1年の中で一番過ごしやすい季節です。 全国的に桜の開花も早く、温暖な天気が続いているため、野菜も10日ほど前倒しで生育しているそうです。 今が旬の野菜といえば、「アスパラガス」。茹でてサラダに入れたり、ベーコン巻きなんてのもおいしい。 旬のアスパラガスの収穫体験をしてみよう! ということで、長野県伊那市にある「みはらしファーム」に出かけました。
長野県のアスパラの生産量は3,570tで全国2位(平成28年度)。長野県内でも伊那市は有数の産地になります。 「みはらしファーム」は様々な体験ができる観光農園で、今年2018年のアスパラ刈りは、4月14日よりスタートしています。 観光農園受付で手続きをしたあと、案内係の方とビニールハウスへ移動です。自分の車で10分位でしょうか。4つほどビニールハウスが並んだところへ案内してもらいました。
中に入ると、真ん中が通路で両脇にアスパラガスがにょきにょきと生えています。映像としては見たことがありましたが、直接見たのは初めてです。
ビニールハウスの長さは30mくらいでしょうか。端までアスパラ・アスパラ・アスパラです。係員の方に、25cmの棒とハサミ、アスパラを入れる直径10cmくらいの袋を渡されます。注意として、棒よりも長いアスパラ(25cm以上)を切ってほしいこと、切るときはできるだけ根本を切ること、袋にはタワーのように入れず、根本を袋の底につけてほしいこと等説明がありました。 さあ、収穫開始です。アスパラ刈りスタート直後ということもあるのでしょうか、かなり大きなアスパラが目立ちました。子供たちは大きなアスパラを切りたがります。でも、大きすぎると堅いイメージがあるので、30cmくらいで太めのものを探して収穫します。太めを狙ったこともあるのですが、8本程度で袋がパンパンに。あっという間に終了。
当日、かなりの大雨と時間的余裕がなかったことから、収穫後の写真が撮れませんでした。水滴が滴るみずみずしさは、ぜひご自身で確認ください。 その日の夕飯にサラダで食べましたが、甘くて、柔らかくておいしかったです。
いちご狩りと違ってその場で食べることはないので、「なにか物足りない」と感じるかもしれません。でも、みはらしファームなら大丈夫。体験施設でアスパラを使ったピザをつくることができます。私たちが行った日は、ピザ作りはお休みでしたが、「いちごの国」というイベントを実施していました。
「いちごの国」では、(1)スムージー作り体験 (2)チョコファウンテン体験 (3)ジャム作り体験 (4)デニッシュ作り体験 (5)いちご大福作り体験 (6)ケーキトッピングコンテスト、と6つの体験ができます。
入口にて200円でいちごを購入します。当然、みはらしファームいちご園で栽培されたものです。 まず、包丁でヘタを取り、各コーナーに行って、そのいちごを使って体験します(コーナーによっては追加費用が発生する場合があります)。
(1) スムージー作り体験 子供が自分で砂糖・牛乳の量などを計量して、スムージーを作ります。
(2) チョコファウンテン体験 みなさんご存知のとおり、チョコといちごの組み合わせは最強ですね。
(3) ジャム作り体験 15分程度でいちごジャムができるようになっていました。段取りの良さにびっくりです。
(4) デニッシュ作り体験 クリームかチョコのデニュッシュの上に、生クリーム・いちご等でトッピングしたオリジナルデニッシュをつくります。「ホイップる」というパティシエになれるおもちゃが流行っている昨今、もちろん我が家の子供も大喜び。自分でつくるのは楽しいそうです。おいしそうにつくれています。
(5) いちご大福作り体験 みはらしファームの加工所で製造されたおもち・あんこを使って丸めます。
(6) ケーキトッピングコンテスト 本当はこれがやりたかった。ホールケーキを生クリームといちご・チョコ等を使ってデコります。抽選で10家族しか参加できず。ざんねーん。
どれも楽しいイベントでした。みはらしファームは普段から体験型イベントをたくさんやっています。農産物直売所・レストラン・温泉等の施設も揃い、1日いても飽きません。Webサイトをチェックしてぜひ寄ってみてください。
こちらは 2018.04.24 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
とど
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