JA北信州みゆきが誇るブランド豚「北信州みゆきポーク」を使用した加工品が、同JAと飯山市の協力により開発されました。今回、第1弾として完成したのは、「粗挽きウインナー」「ガーリックフランク」「ぼたんこしょう入りチョリソー」「ボンレスハム」「オリジナルポークハム」の5種類です。 おいしさのヒミツは、何と言っても原料となっている豚肉「北信州みゆきポーク」にありそうです。北信州みゆきポークイメージキャラクターで宣伝を担当する「みゆっきぃ」から、その魅力を聞き出しました。
春には菜の花の黄色が一面に広がり、冬には真っ白な銀世界に包まれる北信州飯山。豊かな風土ですくすく育ったみゆきポークは、柔らかな肉質と良質な脂身が絶品です。豚肉の旨味を最大限引き出すために設計された栄養たっぷりの特別配合飼料を与え、じっくりと健康的に育てているので、肉の柔らかさと甘みが違います。養豚農家の皆さんが手間を惜しまず、高い飼養技術と愛情をかけて育てているからこそのおいしさです。
「北信州みゆきポーク」
飯山特産のアスパラとの合性もバッチリ♪
北信州みゆきポークは、平成元年より「この地域の皆様に美味しい豚肉を食べて頂きたい」との想いから、生産者、JA、関係機関で協力して、配合飼料の開発から、親豚・飼養管理技術の統一を図り、平成4年ころから「北信州みゆきポーク」の原形となる豚肉の生産・販売を開始しました。 平成18年には8戸の生産者で約5,000頭を出荷していましたが、配合飼料価格の高騰と高止まりの繰り返しが、養豚農家の経営を圧迫し、平成25年には4戸の生産者で3,700頭まで減少する結果に。「北信州みゆきポーク」への評価が高まる一方で、需要に応えることができない状況に陥ってしまいました。
そこで、JA北信州みゆきと飯山市では、みゆきポーク生産販売プロジェクトを立ち上げ、生産頭数維持・拡大を図ることになり、その計画の一環として、今回の加工品開発が行われました。加工品の販売については、生産頭数が少ないことから、当面は数量限定生産で、主にふるさと納税や新幹線開業イベントでの活用を予定しています。一般販売については、原料確保の状況により対応するそうです。
オリジナルポークハム
ボンレスハム
ガーリックフランス
粗挽きウインナー
ぼたんこしょう入りチョリソー。ぼたんこしょうはピーマン型のトウガラシ。地元の伝統野菜です
飯山育ちのおいしい豚肉「北信州みゆきポーク」に出会えたら幸運かも!? こだわりのおいしさを味わってみてください。
こちらは 2015.04.07 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
ピーチちゃん
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