加工品

伝統郷土食「凍りもち」を使ってみよう!

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料理好きの皆さん! 今回は料理の隠し味としておススメの「凍り餅」を紹介します。
どんな料理にも「もちもち感」を与えてくれるのが、信州が誇る冬の伝統郷土食「凍り餅」。早速ご家庭で試してみませんか?


バリエーション豊かに使える食材です。
凍り餅は、昔から多くの家庭で作られていた保存食で、お茶うけや離乳食、病気の時の流動食として親しまれてきた伝統ある食品です。
今回取材協力してくれたのが、JA大北凍り餅部会の皆さん。会長の曽根原叶子さんは「凍り餅を使って、ご家庭でオリジナルの料理を試してほしい」と話してくれました。

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冬の寒さと乾燥を見方に
まずは、凍り餅の作り方から見てみましょう。

(1) お餅は機械うちだけでは水分が入らないので、仕上げは必ず手作業で餅つきを行います。

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(2) 「寒ざらし」という米を粉にしたものをお餅にふりかけ、伸ばして型にはめ、15分程度冷まします。

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(3) 縦と横に切り分け、和紙に包みます。

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(4) 和紙で包んだお餅を、およそ2日間冷水の中に入れ、10個程度ごとにひもで一連にして軒下へ吊るします。

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(5) 吊るして約2か月経てば完成!

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「夜間の氷点下で凍らせ、日中で溶かす」。この工程を繰り返すことで、次第に乾燥させ、サクっとした凍り餅が出来上がります。凍り餅の生産には、寒暖の差と風通しの良さが必要条件。寒暖の差が激しく、乾燥した気候の大町市は、まさに凍り餅の生産にはもってこいの場所なんです。

魅惑のもちもち食感を楽しもう
さて、凍り餅の食べ方ですが、今回ぜひとも伝えたいのが、「料理に凍り餅を加える」こと。凍り餅はそのまま食べることもできますが、大福にしたり、お餅に戻して使うこともできるんです。戻し方はこちらでご確認ください。
「戻せば通常のお餅と変わらないのでは?」と疑問に感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、凍り餅は長期間保存ができることに加え、お餅に戻すと離乳食として使われるほど柔らかくとろ〜っとしたお餅に生まれ変わります。
この凍り餅のお餅だからこそ、まんべんなく料理に「もちもち感」を与えることができるんですよ。例えば、クレープの生地やピザ生地に加えれば、腹持ちが良くもちもちとした生地に仕上がります。他には、春巻きの生地や卵焼きなんかにも良いかもしれませんね。ぜひお試しください♪

20140305krmch09.jpg■販売先
農産物直売所かたくり
住所:大町市常盤字須沼
TEL:0261−22−8839
営業時間:
【3月〜4月・12月】
 9:00〜16:30
【5月〜11月】
 9:00〜17:30

■販売価格
10個1連で1,000円

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