果物

「丹霞郷のもも」が食べごろを迎えています

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八月の果物と言ったらモモ。日本の本州で最も収穫されるのが遅く、したがって販売されるのも遅いといわれるのが「丹霞郷(たんかきょう)のもも」です。そのももがようやく食べごろを迎えました。みなさんは「丹霞郷のもも」をご存じですか?(どうか上の写真をクリックし拡大しててご覧ください)

長野県の北部に位置し、北に飯綱山、戸隠山、黒姫山、妙高山、斑尾山の北信五岳を、東に志賀の山々を遠望する景勝地である上水内郡飯綱町平出地区(旧牟礼村)で収穫される「もも」が、「丹霞郷(たんかきょう)のもも」といわれるようになるのは、明治から昭和にかけて活躍した日本を代表する洋画家のひとり岡田三郎助(おかださぶろうすけ、1869 − 1939)氏が、晩年の昭和8年(1933)にこの地を訪れ、春霞の中に桃の花が咲く田園の光景を目の当たりにし、うっすらと桃色に色づいて広がるもものピンクを「丹い霞(あかいかすみ)」と見立て、そこを「丹霞郷」と名づけたことにはじまります。

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あなたに特別な力を与える果実
今年は天候不順と長雨で量は減少傾向にありますが、しかし甘みは抜群です。ぜひ、機会を見つけて、ご自分の五感でその味をお確かめください。贈答品にもふさわしい逸品です。さらに「家でも食べたいよ〜」という方は、直接飯綱町大字牟礼にあるJAながの『むれフルーツセンター』を訪れて「家で食べるんですけど・・・」といえば、お手ごろ価格で手にはいる可能性もあります。

ももは古来「仙人に力を与える果物」「邪気を払うもの」として「仙果」と古代中国で呼ばれました。気力増進や、血行の促進をうながし、消化を助け、整腸作用もあり、便秘も改善してくれます。

eatapeach.jpg自然のリズムに合わせてじっくりと時の流れにまかる栽培期間を経て、めまいがするほど暑い中、太陽の力を存分に受けとめて、ようやくこの地で熟したももが販売できるのは、8月上旬から9月5日の間。そうまさに今から1カ月ほどの間です。標高560メートルという高地での栽培なので、実もしまっていて日持ちもよいと評判のももです。種類は主に「白鳳」、「川中島白桃」、その糖度は13度で、口の中でとろける絶妙の甘さをご堪能ください。


丹霞郷のももにアクセス:

JAながの飯綱支所 むれフルーツセンター
住所:上水内郡飯綱町大字牟礼784
電話:026−253−2267

飯綱町ふるさと振興公社 横手農産物直売所
住所:飯綱町大字柳里628−1
電話:026−253−5153
ウェブサイト 

牟礼農産物直売所「ピーチロードムーちゃん」
住所:飯綱町大字平出2955−1
電話:026−253−3321

ムサシ農産物直売所
住所:飯綱町大字平出734
電話:026−253−8812

さみず農産物直売所加工組合農産物直売所「さんちゃん」
住所:飯綱町大字倉井2891−4
電話:026−253−0033
ウェブサイト

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農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。

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