タイトルを見て、お米の「すりたて?」と思われた方、まずはこちらの記事「おいしい上伊那のお米の秘密に迫る!カントリーエレベーターに潜入」をご覧ください。
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JA上伊那が販売している「今ずり米」は籾のまま貯蔵し、注文に応じて玄米にするので品質の劣化が非常に少なく、新鮮な状態で食べられるのです!
さて、今回は編集部員が今ずり米を食べてみましたので、感想や食べ方アレンジをご紹介します。おいしいお米にテンションが上がりますよ。
まずは白米で素材の味を楽しむ
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「普通のお米より粒立ちがある感じ。おかずの味は邪魔しないけど、存在感のある食感です!」(編集部員グァルネリ・30代・男性)
「直前に籾ずりしたためか、水分がしっかり残っており、口あたりが優しく上品な味わいでした」(編集部員ブラックペッパー・20代・男性)
「粒が真っ白できれい。雑味が少ない」(編集部員昭和人Ⅱ・60代・男性)
普段は意識しないお米のおいしさを改めて感じますね!
たっぷりきのこの炊き込みごはんで!
今ずり米を炊き込みごはんにしたら、「お米がもちもちしていて、コシがあって味づけご飯にも合います!」(編集部員ちゅん・20代・女性)とのこと。
アクセントでパセリを入れるのもおすすめだそうですよ!
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具はきのこと鶏肉、味つけはシンプルにしょうゆと酒で
我が定番「スタミナTKG」
さて、私おとうふは、まず白米を味わってから、ごはんといえばやっぱりコレ!「卵かけごはん」でいただきました!
翌日のことは一切考えないトッピング
ごはんに鶏ガラスープの素を混ぜ、キムチ、にんにく、ねぎ、韓国のり、ごま油をひとたらし。しっかりかき混ぜていただきます。
粒がしっかりしていて、弾力があります。それでいて、いやな固さはない。卵や具材と絡み合いながら、しっかり米の粒感を感じます。
休日に食べたので、にんにくやねぎも恐れず、てんこ盛りにしましたが、しょうゆと卵のシンプルな味つけだと、おいしさが際立つはずです。
お米をそのままスイーツに、生米パウンドケーキ
「生米スイーツ」ってご存知ですか? その名のとおり、米粉ではなく、お米で作るお菓子です。
せっかくいいお米が手に入ったので、生米パウンドケーキに挑戦してみました。
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[材料]
米 1合(約150g)
牛乳 150㎖
アーモンドプードル 40g
砂糖(甜菜糖) 40g
塩 少々
米油 30㎖
ベーキングパウダー 8g
[作り方]
1 お米を30分から3時間ほど水に浸けた後、ざるに空けて水気をきる。
真っ白できれい!私は3時間、浸けました
2 1を、米油とベーキングパウダー以外とともにミキサーにかける。
ごく普通のミキサーで、お米がこんなにとろとろになってびっくり
3 しっかり攪拌したら、米油とベーキングパウダーを入れて、さらに攪拌する。
4 型に流し入れる。17cmのパウンドケーキ型を使用しました。
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5 180℃に余熱したオーブンで10分焼いた後、真ん中に切れ目を入れる。
切れ目を入れると焼き上がりにきれいな割れ目ができます
6 再びオーブンに戻して、様子を見つつ40分ほど焼く。
でききあがり!
思い立って作ったので、材料は調べつつ、家にあるものを使い、上記の分量で作りました。米油は、そのほかの油でも可能だと思います。牛乳は、豆乳やアーモンドミルクなどに変えて、さらにヘルシーにしても良いですね!
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もちもちしていて、お餅っぽいお菓子。初めての食感でした。水分量の調節が必要かな?次回に生かします。
すっごく簡単なので、ぜひ作ってみてほしいです!
「今ずり米」まずは一度食べてみて
恥ずかしながら、毎日お米を食べているにも関わらず、この記事に取り組むまで、どうやってお米を保管しているのか、手元に届くまでにどんな過程を経ているのか、ぼんやりとしか知りませんでした。
収穫後の調整や保管が、そのお米の品質や味に大きく影響することがわかっていただけると思います。
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「すりたてのお米って何だろう?」と思った方、ぜひ食べてみてほしいです。
アレンジをご紹介したうえで申し上げるのもなんですが、まずはすりたてのお米をそのまま味わっていただきたいです。
JA上伊那直伝!お米の保存方法
保管場所の適温は室温15℃以下。
ジップロックか清潔なペットボトルに入れ、冷蔵庫の野菜室での保管がオススメです。