"集う場"をキュレーションするギャラリーカフェ:茅野市

信州のcafe

信州は諏訪地方、茅野市の郊外に広がる農村集落にそのカフェはあります。名前はアノニム・ギャラリー。アノニムとは作者不明・匿名という意味だそうです。

美術館から古民家へ
元・学芸員さんがコツコツ作りました

信州のcafe

下諏訪町のハーモ美術館 で学芸員をしていた店主さんは、本棟造りの古い農家の建物が気に入り、2013年4月にギャラリー&カフェを開きました。店内には、縁側から靴を脱いで上がります。店主さんは、水まわりと照明以外、基本1人で1年かけてコツコツ改修して、アノニム・ギャラリーを誕生させたのだそうです。

信州のcafe

 

信州のcafe

16畳ある特設のギャラリーがあり、取材にお邪魔した時は、村井由美子さんの「Tapetelana メキシカンタペストリーと毛織り小物展」が開かれていました。
ほかにも常設的にたくさんの作家さんの作品が展示販売されています。たとえば、織物のgeckoさん、衣類の山田衣さん、工房集の足立暁子さんや小森谷章さん、陶芸の小方英理子さん、ガラスの松原幸子さん、作灯(ろうそく作家)のYU KAWAIさん、などなど。

信州のcafe

 

信州のcafe

信州のcafe

さすが、学芸員をされていただけあって、あなどれない作品ばかりです。照明も良く、暗めの古民家で作品を上手に魅せるよう工夫されています。

こころとおなかを満たす
おいしいものの選りすぐり

信州のcafe

南向きの陽当たりの良いスペースにソファーが置かれていて、カフェとして利用できます。
ドリンクは、珈琲、カフェオレ、チャイ、オーガニックティー、諏訪産りんごジュースなどがあります。珈琲は3カ所から仕入れているそうで、淹れ方は「こだわりのネルドリップ!」とのこと。雑味のない香り高い珈琲がいただけます。

信州のcafe

信州のcafe

小腹がすいた時は、美味しいパンがあります。パンは下諏訪のpain moji(ぱんもじ)さんから仕入れていて、チョコパンや胡桃とレーズンのパンなどがあります。
月に1回ほど、東京都小金井市のインド富士さんから、カレーを仕入れています。ちょうど取材に伺った時に、キーマカレーとダル(豆)の2種類をいただくことができました。

信州のcafe

信州のcafe

アノニム・ギャラリーでは、カフェスペースを活用したさまざまな催しもされています。「さまざまな年代の人が集まる場所にしたい」と話す店主さん。ブログをチェックして訪ねてみてください。きっと、素敵な時間を過ごすことができますよ。

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アノニム・ギャラリー&カフェ

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