信州の木のぬくもりを感じる"住まいる"カフェ：長野市

そのカフェは、長野市の住宅街にあるモデルハウスも兼ねて、１年半前にオープンしました。名前は、「cafe　ELF（カフェ・エルフ）」。木のぬくもりを感じるカフェとして、小さなお子様連れの家族にも親しまれています。

木のぬくもりに触れ、"住まいづくり"に親しむ

エルフは、住宅に関する相談に応じてくれる「住まいるコンシェルジュELF」の代表が、オーナーを務めています。建物自体が住宅展示場も兼ねていて展示スペースの見学もできます。空間をうまく使って、中二階や半地下などが配置された立体的な室内は、秘密基地のようなスペースもあり、子どもたちに大人気。取材にお邪魔した時も、小さなお子様連れのお客様がランチに訪れていました。

店内は、天井と床はもちろん、テーブルや椅子、棚や壁にも信州産木材をふんだんに使用しています。やさしい木の肌ざわりが心地良く、木を使った人形やおもちゃ、雑貨などが展示されていて、眺めているだけで楽しい空間です。

　

旬のもの、地元のものがうれしいカフェメニュー

ランチセット

カフェのフードメニューは、週替わりのランチセットや定番のELFカレーなど。取材にお邪魔した日の週替わりのランチは、シーフードとズッキーニのフリッター。サラダや小鉢、スープがついて、パンかごはんを選びます。「旬のものをお出しできるといいなと考えています」と、店長さんは話します。

ELFカレー

ELFカレーは、野菜がたっぷり入ったキーマカレーで、こちらもスープとサラダ、小鉢が付きます。お子様向けの小さいサイズのELFカレーも、子どもたちに人気のようです。お米は、信濃町の落影農場のお米を使っていて、店内で販売もしています。

珈琲はハンドドリップで。軽い苦味とやわらかな酸味の「ELF」のほか、苦味とコクの「カラマツ」や、モカの芳醇な香りがする「ヒノキ」といった、木の名前がつけられた珈琲もあり、遊び心がすてきです。
ブロックで出される人気のチーズケーキや、家の形をした焼きカスタード「ELFのおうち」など、スイーツのメニューも充実しています。

日曜日の朝ごはんに「あさからエルフ」

月に1回、日曜日に「あさからエルフ」と名付けた朝食サービスもあります。朝7時から営業して、おにぎりセットやトーストセットを出しています。詳しくはブログでチェックを。
「食材はできるだけ、長野県内や地元のものを使うようにしています」と話す店長さん。地元のみなさんに愛されるエルフは、自宅兼カフェの理想型のような場所かもしれません。