大都市東京で、長野県の観光情報をゲットするだけでなく、本場信州の「おやき」も買えたらいいなぁ、そんなあなたのわがままな要求にもこたえる場所が、じつはあるのです。JR有楽町駅中央口を出て徒歩2分、目の前に建つ「東京交通会館」。この会館の2階にあがるとそこに長野県東京観光情報センターがあります。
センターは、社団法人 信州・長野県観光協会が運営していて、名前の通り長野県内の観光情報が満載されているスペース。信州の市町村や観光協会と連携し観光情報の提供のほか、首都圏での営業活動をしやすくするため旅行エージェントやメディアの窓口として情報提供や仲介を行っています。先週末に足を運んだときにも、熱心にパンフレットをのぞきこむ多くの観光客の姿がありました。
おやきだって売っています
総勢10名のスタッフが対応してくれ、まさに「信州の情報が集約される首都圏営業の前線基地」とも呼べる場所。1日の利用者は約120人。年々利用者が増えているそうです。特産品の販売もしている理由は、利用者からの要望や県内へ誘客目的で、平成17年1月からはじめました。常時30〜35品の特産物が並べられています。とりわけ人気のある特産品は、(株)小川の庄の縄文おやき(冷凍3個入り)480円、(株)原田商店蜂の子花九曜煮1050円、(株)飯島商店みすゞ飴441円などです。
おやきは、現在野沢菜の具のみですが、シーズンによってナスなど旬野菜も登場します。選ばれて並んでいる特産品を見ていると、信州のお土産やさんが引っ越してきたようです。センターの利用者の多くは観光情報を求める方ですが、おやきを求めて買いに来る方もいます。信州出身で、本場のおやきを食べたい方や信州旅行帰りで、お土産を買いそびれた方など様々です。スタッフの名倉朋子さん(写真)は「アンテナショップではありませんが、それでも月におやきは40個前後売れています。リピーターも多く、嬉しいです。多くの方に特産品を少しでも紹介し、長野県を身近に感じてもらいたいですね」と話してくれました。
センターであつかえる商品は、保存の関係で冷凍や缶詰などに限定されますが、季節によって県内業者からテスト販売やマーケティングを兼ねた売れ行き調査もあるようで、そういうときは新たな特産品に出会える機会です。近くにお越しの際は、信州の特産品や旬の様子をチェックしに、ぜひお立ち寄りください。
アクセス:
長野県東京観光情報センター
〒100−0006
東京都千代田区有楽町2−10−1
東京交通会館2階
電話: 03−3214−5651
FAX:03−3214−5650
ウェブサイト
E-mail:tokyokanko@pref.nagano.jp
東京交通会館 アクセスマップ
大きな地図で見る