普通の家と見まがうばかりのカフエでランチ：東御市｜地域情報

Shinshu's Best Travel Offer
A Cozy Cafe in the Mountain Country

信州のおいしい素材を使ったメニューと、居心地の良い空間を提供してくれるマウンテン・カントリー信州ならではのカフェを、シリーズで紹介しています。どこからであれ長野県を訪れた際は、足を運んでみてください。そこにはきっと、おいしい出会いがあります――

シリーズ１３回目の今回は東御（とうみ）市滋野にある momo cafe （モモ・カフェ）。そこは看板が無ければ見つけられない、ごく普通の住宅街のなかにある民家。でも、平屋の建物の入り口をいったん入ると別世界で、まさに隠れ家のような身体に馴染むカフェなのです。

靴は脱いで入ります
「ごめんください」と声をかけて、思い切って入り口を開けると、女性オーナーが暖かく迎えてくれるはずです。靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて、店内に入ります。開放的な窓からは暖かい日差しがさしこんでいて、テーブルの上には、小さな花瓶に花が生けてあります。

ギャラリーに併設
オーナーは、上田市のイタリア料理のお店で料理を勉強したそうで、小さな頃から自分のお店を持ちたいという夢を実現しました。お父さんが写真を撮られるそうで、お店は当初「ギャラリー桃花」としてスタートし、後にカフェも併設したとか。カフェをはじめてから今年の４月で３年半になるそうです。

ランチは３品から選ぶ
モモ・カフェ。ランチメニューは、ボードに書かれた「本日の momo cafe ごはん」の３品から選びます。取材に訪ねた日は「手ごねチーズハンバーグとターメリックライス」「あさりと春菊のスパケッティビアンコ」「小えびとほうれん草のトマトソーススパゲッティ」でした。ランチには、すべてサラダが付きます。本日のごはんは、単品だと８００円、ドリンク付きで９５０円です。

スイーツは、定番のティラミスのほか、本日のデザートの中から選びます。この日は「生クリームたっぷりのバナナケーキ」「アールグレーのカタラーナ」「練乳入りのパンナコッタ　ブルーベリーソース」「アーモンドとカラメルのヌガーグラッセ」「チョコレートのムースグラッセ　パフェ仕立て」「いちごのババロア」「バニラアイスといちごのバルサミコソースがけ」。デザートは単品だと４５０円、ドリンク付きで６５０円です。

ドリンクはブレンド、イタリアン、エスプレッソ、カプチーノ、カフェラテ、ウィンナーコーヒーなどのほか、ココア、紅茶、ジュースなど。ワイン、ビール、カクテルなどもあります。

友だちの家を訪ねたよう
食材には、できるだけ地元のものを使いたいと考えているそうで、季節には裏の畑で作られる新鮮な野菜やハーブ類も使用されます。雑貨好きなオーナーの集めた小物が、店内に置かれて、なんとも居心地の良い空間を作っています。取材に訪れた時には親子連れのお客さんが多く、"親しいお友達のお宅で気軽にイタリアン・ランチ"という雰囲気でした。ギャラリー桃花では、３月３０日まで「彩艶信濃」と題した塚田富士夫さんの信州の四季の自然を写した写真展が開かれています。

場所は、国道１８号線から少し入ったところにあります。（信号「牧家西」を西に曲がり、すぐにある信号を南に曲がり３００ｍくらい進んだところです）定休は火曜日ですが、不定休の時もあるようで、電話で確認してからお出かけを。